ただいま、貴方 歌詞 一二三 feat. 可不 ふりがな付

離はなればなれ 遠とおい場所ばしょで 暮くらす貴方あなたをただ想おもう
『今頃いまごろなにしてるのかな?』 体からだに気きをつけてよ

当あたり前まえの様ように 隣となりに居いて 何気なにげない言葉ことばを交かわしてた
会あいたくなるばかりの私わたしを 貴方あなたはどう感かんじるかな

時ときは巡めぐり 月日つきひが経たち 貴方あなただけが 進すすんでゆく
ずっと側そばに居いたいと 願ねがうのに その手ては掴つかめないまま
夕ゆうに光ひかる 月つきが欠かけて また心こころが 細ほそくなるの
だって 声こえも届とどかない 響ひびかない 私わたしは独ひとり浮うかんでいる

『寂さみしいな 側そばにいたいな もう一度いちど話はなしたかったな』
空からっぽになったはず でも 気持きもちだけ生いきている

どうか私わたしのことは忘わすれて 貴方あなたに前まえを向むいて欲ほしいと
願ねがう私わたしも貴方あなたのことが 手放てばなせないままでいるの

忘わすれないで。 忘わすれて欲ほしい。 忘わすれないで。 の繰くり返かえし
感情かんじょうごと消きえたら 楽らくなのに どうして ここにいるのか
分わからないの 月つきに雲くもが ぼやけそうな 景色けしきになる
ずっと 声こえも届とどかない 響ひびかない 貴方あなたは独ひとり歩あるいている

出来でき心ごころの様ような 衝動しょうどうのせいで 貴方あなたのところに来きてしまったの

合あわない視線しせん 握にぎれない手て 貴方あなたはまだ泣ないていたの
涙なみだを拭ぬぐいたくて 差さし出だした指先ゆびさき 『ねぇ、大丈夫だいじょうぶ?』
二人ふたり歩あるく 砂浜すなはまには 貴方あなただけが 時ときを刻きざむ
だって 隣となりにいても 響ひびかない 私わたしは独ひとり漂ただよって
貴方あなたを見守みまもるよ