ゆきみ酒 歌詞 Yukimi ふりがな付

酒蔵さかぐら並ならぶ 山里やまざとに
色いろなき風かぜが 吹ふいている
橋はしのたもとの 冬景色ふゆげしき
湯ゆけむり宿やどで さしむかい
嬉うれしいときは そばにいて
淋さみしいときは 離はなれずに
あなたの腕うでに 色いろづいて
雪ゆきよふれふれ ゆきみ酒ざけ

冬ふゆの寒さむさに 耐たえながら
苦労くろう乗のり越こえ ついてゆく
心変こころがわりを しないでと
飲のめないくせに 手てを伸のばす
愛いとしさ添そえて つぐお酒さけ
酔よって甘あまえる わたしです
あなたとふたり これからも
雪ゆきはしんしん ゆきみ酒ざけ

ふたりの春はるが すぐそこに
うれしい便たより 乗のせてくる
湯冷ゆざめするよと 肩かた寄よせて
優やさしい言葉ことば かける人ひと
さだめ預あずけて 咲さく時ときも
そっと寄より添そい 散ちる時ときも
あなた約束やくそく ゆびきりと
雪ゆきがちらちら ゆきみ酒ざけ