パキラ 歌詞 Patch feat. VY1 ふりがな付

朝あさが眠ねむれば夜よるが目覚めざめて
夣ゆめの狭間はざまで心こころ隔へだてて
御免ごめんあそばせ
虚無きょむを感かんじて
凍こおってしまえば

子供こども廻まわりて
見みて見みぬふりを
投なげる詞ことばも
また上うわの空そら
浮うかぶ思考しこうと
沈しずんだ色いろを
どれでも壊こわして…

身体からだ渦巻うずまき
実みのりし葉ははブルー
愛あいに濡ぬれれば
ラッタタ踊おどり出だす
恐おそれ綺麗きれいな
花はなには幸福こうふく
呑のむ輩やからから
奪うばったカイカツ

憎にくみ渦巻うずまき
人ひとの顔かおはブルー
哀あいに濡ぬれれば
ラッタタ暴あばれ出だす
妖あやしく光ひかる
花はなには猛毒もうどく
歌うたえ奮ふるえ
さぁ踊おどれ奴隷どれい パキラ

「何なにもかもが壊こわれて行いく
音おとを耳みみにしてるのは
不思議ふしぎだ
何故なぜか心地ここちいいのだから
私わたしが
1番ばん良よく知しるはずの…」
腐くさった風景ふうけい―

燃もえる容器ようきに
逃にげ出だす蟻ありの
甘あまい蜜みつすら
無ないようなもの
眼まなこに映うつるだけの幸しあわせ
ぜぇんぶ壊こわシて!

迷子まいごなら
手てを貸かそうか
色彩しきさいが
弾はじけ飛とんだ
待まち望のぞんだぜ
阿鼻叫喚あびきょうかん
曝さらけ出だした
有ありの儘まま

一度ひとたび逃にげた
青あおい鵞鳥がちょうの
野良のらに飼かわれた
猛たけき黒くろ豹ひょう
「研とがれた牙きばの行方ゆくえは何処いずこ?」
『仰おおせの通とおりに』

悲かなしみだけが
染そめた色いろはブルー
藍あいを重かさねて
全部ぜんぶ忘わすれてく
とても綺麗きれいな
薔薇ばらに黒くろを塗ぬる
豹ひょうの尾おを踏ふむ
草履ぞうりだけを恨うらむ

恨うらみ渦巻うずまき
従したがう黒くろ豹ひょう
雨あめに濡ぬれれば
跡あとが浮うかび出だす
研とがれた牙きばの
先さきには猛毒もうどく
ほら戦たたかえ
さぁ踊おどれ奴隷どれい パキラ

頭あたま渦巻うずまき
観みる世界せかいがブルー
赤あかに濡ぬれれば
ラッタタ薔薇ばらが咲さく
朱色しゅいろ綺麗きれいな
花はなには幸福こうふく
伏ふす輩やからから
奪うばった心臓しんぞう

全すべて渦巻うずまき
心こころだけがブルー
快かいに濡ぬれれば
アッハハ笑わらい出だす
紅あかく輝かがやく
花はなには猛毒もうどく
歌うたえ奮ふるえ
さぁ踊おどれ奴隷どれい パキラ

パキラ
踊おどれパキラ
パキラ
踊おどれよパキラ