ロングナイトビート 歌詞 のあのけ feat. 可不 ふりがな付

窓まどから見みえている冬ふゆ茜あかね
そろそろ人ひとが出でる時刻じこく
抱かかえた仕事しごとは穏おだやかで
いつも通どおりに外そとに出でたつもりが

想像そうぞうより暗くらい帰かえり道みち
寄より道みちの選択肢せんたくしは消きえる
遠回とおまわりせずに
今日きょうは大人おとなしく
家路いえじ

駅えきから出でて3分ぷんで
人混ひとごみは消きえ行ゆく
夏秋なつあきと聴きこえた音おとも無ない
師走しわすの影かげが覆おおう 静しずかな公園こうえん
まだ針はりはまっすぐで
1日にちの終おわりへ

道みちの脇わき 少すこし積つもる雪ゆき
小ちいさい足跡あしあとを残のこす
寄より道みちをしない顔かおをして
私わたしだけの秘密ひみつ 冬ふゆの遊あそびだ

そっと雪ゆきを踏ふみ右左みぎひだり
幽天ゆうてんの下もとにいま1人ひとり
肩かた竦すくめる影かげは 伸のび切きる前まえに
消きえる

家いえまであと3分ぷんで
人恋ひとこいしさ募つのる
春はるが来くる気配けはいはまだ無ない
師走しわすの影かげに染そまる 静しずかな公園こうえん
針はりは少すこし進すすんで

ふと仰あおげば 澄すみ渡わたる夜よる
星ほしの数かずの願ねがい事ごとを

布団ふとん潜もぐって4秒びょうで
やるせなさを捨すてる
明日あしたやればいいと前まえを向むく
師走しわすの影かげがとける 静しずかな公園こうえん
ただ時ときを刻きざんで
1日にちの終おわりへ