終わりゆく風 歌詞 立ち耳スコティッシュフォールド ふりがな付

ベッド側がわにある小ちいさな花瓶かびんに私わたしがつけた若気わかげの至いたりが
さっきから鳴なる死しに行ゆく値あたいが「レコードだったら…」言いえずに捨すて去さるのさ

愚おろかだね君きみらは
誰だれかにすがりつつ
足跡あしあと見失みうしなう作業さぎょうをやめれずに
愚おろかなこの場所ばしょで
数多あまたの傲おごりを
探さがすこともやがて美うつくしさになるから

終おわりゆく日々ひびの音おとや匂においをさっきから感かんじてるだけど
お別わかれしなくちゃと自分じぶんに手てを振ふる自分じぶんを蔑さげすむ青空あおぞらさ

ベット側がわにある小ちいさなあの花瓶かびんは今日きょうもため息いきを咲さかせた
きっとこの風かぜにも気きづけずに
たなびく愛あいを枯かれた花はなで包つつむんだ君きみは

悲かなしみの果はてには
愚おろかな日々ひびの影かげ
湧わき出だすミミズ晴ばれの様ような愛いとしさは?
「何者なにものでもない」は
寂さびしさの息いきを
交かわす事こと、やがて対価たいかになるなら

終おわりゆく日々ひびの音おとや匂においをさっきから感かんじてるだけど
お別わかれしなくちゃと自分じぶんに手てを振ふる自分じぶんを蔑さげすむ

青空あおぞらが見みえたら

変かわりゆくはずの音おとや匂においをさっきから感かんじてるだけど
愚おろかな君きみのこと夢中むちゅうで見送みおくる夜空よぞらと蔑さげすむ
私わたしかな