よみ:いろはにじんせいちょう
いろはに人生帳 歌詞
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「ここは天下てんかのいろはに歌留多かるた町まち」
「義理ぎりと人情にんじょう、いろはが飛とび交かうぜ~」
「へぇ……行いってみたーい♪」
「聞きいて極楽ごくらく……」
「……見みて地獄じごく、とは言いうけど……?」
「百聞ひゃくぶんよりは一見いっけん!それでは、出でかけましょう!」
「【目めの上うえのコブ=じいや】を出だし抜ぬき お城しろを抜ぬけて、一人旅ひとりたび~!」
「あいや、待またれい。其処そこ行いくお姫ひめさん?」
「旅たびの、お侍さむらいさん?」
「ぶらり、ぶらりとお忍しのび物見遊山ものみゆさん?」
「そ、そんなとこ~!」
「旅たびは……」
「……道連みちづれ?」
「世よは……」
「……情なさけ?」
「と、いうでしょ?」
「……?」
「それでは、ちょいと其処そこまで……お茶ちゃにでも行いきましょう」
「四方山話よもやまばなしに」
「咲さかす花はなより、団子だんご食たべて?♡」
「えてに帆ほを上あげたら、そろそろ……」
『おあとが、よろしいようで?』
粋いきなウィットをきかせて頂戴ちょうだい いろはの歌留多かるたに乗のせて
老若男女ろうにゃくなんにょ 皆々みなみな皆様みなさま そ~ら、咲さき乱みだれ!
時ときに楽らくありゃ苦くもありますが… めいっぱい「楽たのしんだ」が、勝かち!
酸すいも甘あまいも飲のみ干ほして 生いき様ざま、歌うたおうぜ……さあ!
「喧嘩けんかだー!!」
「またー?」
「かったいのかさ恨うらみ~?!」
「憎にくまれっ子こら、世よにはばかる」
「臭くさいものには蓋ふたをするぜ~!!」
「巻まき添ぞえ御免ごめんですたこらさ~」
「呉服ごふく問屋どんやに張はり込こむ岡おかっ引ぴき」
「論ろんより証拠しょうこを捜索そうさく中ちゅう~?」
「葦よしのずいから天井てんじょうのぞくのは……」
「きゃ~、泥棒どろぼう~!!」
「昼寝ひるねの盗人ぬすびと……?」
「身みから出でた錆さび?」
「御用ごようだ~!……三さん遍べん回まわって、そろそろ煙草たばこにしょ~かな!」
「頭あたま、隠かくして尻しりを隠かくさぬ……」
「……おまぬけ泥棒どろぼう、ひっ捕とらえ!」
「茶屋ちゃやの娘むすめが失恋しつれん、大騒おおさわぎ」
「急せいては、事ことを仕損しそんじた~?」
「喉元のどもと過すぎれば熱あつさも忘わすれるわ……」
「骨折ほねおり損ぞんのくたびれ儲もうけ(笑) 」
「ひっどーーい!!」
「縁えんは…」
「異いなもの?」
「味あじなものだ……と、言いうでしょう?」
「念ねんには念ねんを入いれたら……?」
「……次つぎの恋こいいきましょ……!」
「火消ひけし稼業かぎょうにゃ、火事かじと喧嘩けんかが必須ひっすの華はな!」
「鬼おにに金棒かなぼう……それなら……?」
「火消ひけしに、纏まといだぜ!!」
粋いきなリズムを刻きざんで頂戴ちょうだい いろはの歌留多かるたに乗のせて
老若男女ろうにゃくなんにょ 皆々みなみな皆様みなさま そ~ら、舞まい踊おどれ!
泣なきっ面つらに蜂はち、貧乏びんぼう暇ひまなしそれなら……知しらぬが仏ほとけ!
苦にがい良薬りょうやくも、飲のみ干ほして 生いき様ざま、見みせつけろ……へーい!
「はて……『粋いきな人生じんせい』とは、いったいどのような生いき様ざまか?
歌留多かるたの町まちにお住すみの皆様みなさま、『いろはの歌うた』で教おしえたもう!」
文ふみはやりたし書かく手ては持もたぬお茶屋ちゃやの娘むすめは恋こいをする
芋いもの煮にえたも、ご存ぞんじないまま 破われ鍋なべに綴とじ蓋ぶた、探さがしては
習ならわぬ経きょう読よむ門前もんぜん小僧こぞうと結むすばれ 律儀りちぎを続つづけ、子沢山こだくさん
亭主ていしゅは 時ときに、赤烏帽子あかえぼし被かぶりて子供こどもは総領そうりょうの甚六じんろくもかわいい
芸げいに身みを助たすけられてちりも積つもって財ざいを山やまとなすが
安物やすもの買かいて銭ぜに失なくし、粋すいに身みを食くわれ、 貧乏びんぼう逆戻ぎゃくもどり……月つきとはすっぽん!
老おいては子供こどもに従したがえといわれて… 冷ひや水みず浴あびても 三界さんがいの首枷くびかせ
あれよ、あれよと年老としおい、終おわりへ 身みの丈たけ十分じゅうぶんな ほどよい人生じんせいを
京きょうの夢ゆめ、大阪おおさかの夢ゆめのように……
粋いきな歌留多かるたを歌うたって頂戴ちょうだい お下手へたな 長談義ながだんぎでいい
瑠璃るりも玻璃はりも照てらせば光ひかるさ そ~ら、煌きらめいて!
無む理りが通とおれば、道理どうりが引ひっ込こむそれなら「負まけるが勝かち」だね
嘘うそから真まことへと 生いき様ざま、さらけ出だせ!
粋いきなウィットをきかせて頂戴ちょうだい いろはの歌留多かるたに乗のせて
老若男女ろうにゃくなんにょ 皆々みなみな皆様みなさま そ~ら、咲さき乱みだれ!
犬いぬも歩あるけば棒ぼうに当あたりますが…… されども 浮うき世よは楽たのしい!
酸すいも甘あまいも飲のみ干ほして お気楽きらく気分きぶんで!油断ゆだんは大敵たいてきに!
その生いき様ざまを、咲さき誇ほこれ……
いろはにほへとちりぬるをわか……
「義理ぎりと人情にんじょう、いろはが飛とび交かうぜ~」
「へぇ……行いってみたーい♪」
「聞きいて極楽ごくらく……」
「……見みて地獄じごく、とは言いうけど……?」
「百聞ひゃくぶんよりは一見いっけん!それでは、出でかけましょう!」
「【目めの上うえのコブ=じいや】を出だし抜ぬき お城しろを抜ぬけて、一人旅ひとりたび~!」
「あいや、待またれい。其処そこ行いくお姫ひめさん?」
「旅たびの、お侍さむらいさん?」
「ぶらり、ぶらりとお忍しのび物見遊山ものみゆさん?」
「そ、そんなとこ~!」
「旅たびは……」
「……道連みちづれ?」
「世よは……」
「……情なさけ?」
「と、いうでしょ?」
「……?」
「それでは、ちょいと其処そこまで……お茶ちゃにでも行いきましょう」
「四方山話よもやまばなしに」
「咲さかす花はなより、団子だんご食たべて?♡」
「えてに帆ほを上あげたら、そろそろ……」
『おあとが、よろしいようで?』
粋いきなウィットをきかせて頂戴ちょうだい いろはの歌留多かるたに乗のせて
老若男女ろうにゃくなんにょ 皆々みなみな皆様みなさま そ~ら、咲さき乱みだれ!
時ときに楽らくありゃ苦くもありますが… めいっぱい「楽たのしんだ」が、勝かち!
酸すいも甘あまいも飲のみ干ほして 生いき様ざま、歌うたおうぜ……さあ!
「喧嘩けんかだー!!」
「またー?」
「かったいのかさ恨うらみ~?!」
「憎にくまれっ子こら、世よにはばかる」
「臭くさいものには蓋ふたをするぜ~!!」
「巻まき添ぞえ御免ごめんですたこらさ~」
「呉服ごふく問屋どんやに張はり込こむ岡おかっ引ぴき」
「論ろんより証拠しょうこを捜索そうさく中ちゅう~?」
「葦よしのずいから天井てんじょうのぞくのは……」
「きゃ~、泥棒どろぼう~!!」
「昼寝ひるねの盗人ぬすびと……?」
「身みから出でた錆さび?」
「御用ごようだ~!……三さん遍べん回まわって、そろそろ煙草たばこにしょ~かな!」
「頭あたま、隠かくして尻しりを隠かくさぬ……」
「……おまぬけ泥棒どろぼう、ひっ捕とらえ!」
「茶屋ちゃやの娘むすめが失恋しつれん、大騒おおさわぎ」
「急せいては、事ことを仕損しそんじた~?」
「喉元のどもと過すぎれば熱あつさも忘わすれるわ……」
「骨折ほねおり損ぞんのくたびれ儲もうけ(笑) 」
「ひっどーーい!!」
「縁えんは…」
「異いなもの?」
「味あじなものだ……と、言いうでしょう?」
「念ねんには念ねんを入いれたら……?」
「……次つぎの恋こいいきましょ……!」
「火消ひけし稼業かぎょうにゃ、火事かじと喧嘩けんかが必須ひっすの華はな!」
「鬼おにに金棒かなぼう……それなら……?」
「火消ひけしに、纏まといだぜ!!」
粋いきなリズムを刻きざんで頂戴ちょうだい いろはの歌留多かるたに乗のせて
老若男女ろうにゃくなんにょ 皆々みなみな皆様みなさま そ~ら、舞まい踊おどれ!
泣なきっ面つらに蜂はち、貧乏びんぼう暇ひまなしそれなら……知しらぬが仏ほとけ!
苦にがい良薬りょうやくも、飲のみ干ほして 生いき様ざま、見みせつけろ……へーい!
「はて……『粋いきな人生じんせい』とは、いったいどのような生いき様ざまか?
歌留多かるたの町まちにお住すみの皆様みなさま、『いろはの歌うた』で教おしえたもう!」
文ふみはやりたし書かく手ては持もたぬお茶屋ちゃやの娘むすめは恋こいをする
芋いもの煮にえたも、ご存ぞんじないまま 破われ鍋なべに綴とじ蓋ぶた、探さがしては
習ならわぬ経きょう読よむ門前もんぜん小僧こぞうと結むすばれ 律儀りちぎを続つづけ、子沢山こだくさん
亭主ていしゅは 時ときに、赤烏帽子あかえぼし被かぶりて子供こどもは総領そうりょうの甚六じんろくもかわいい
芸げいに身みを助たすけられてちりも積つもって財ざいを山やまとなすが
安物やすもの買かいて銭ぜに失なくし、粋すいに身みを食くわれ、 貧乏びんぼう逆戻ぎゃくもどり……月つきとはすっぽん!
老おいては子供こどもに従したがえといわれて… 冷ひや水みず浴あびても 三界さんがいの首枷くびかせ
あれよ、あれよと年老としおい、終おわりへ 身みの丈たけ十分じゅうぶんな ほどよい人生じんせいを
京きょうの夢ゆめ、大阪おおさかの夢ゆめのように……
粋いきな歌留多かるたを歌うたって頂戴ちょうだい お下手へたな 長談義ながだんぎでいい
瑠璃るりも玻璃はりも照てらせば光ひかるさ そ~ら、煌きらめいて!
無む理りが通とおれば、道理どうりが引ひっ込こむそれなら「負まけるが勝かち」だね
嘘うそから真まことへと 生いき様ざま、さらけ出だせ!
粋いきなウィットをきかせて頂戴ちょうだい いろはの歌留多かるたに乗のせて
老若男女ろうにゃくなんにょ 皆々みなみな皆様みなさま そ~ら、咲さき乱みだれ!
犬いぬも歩あるけば棒ぼうに当あたりますが…… されども 浮うき世よは楽たのしい!
酸すいも甘あまいも飲のみ干ほして お気楽きらく気分きぶんで!油断ゆだんは大敵たいてきに!
その生いき様ざまを、咲さき誇ほこれ……
いろはにほへとちりぬるをわか……