よみ:そなちね
ソナチネ 歌詞
-
かいゑ feat. 紲星あかり,初音ミク
- 2022.3.19 リリース
- 作詞
- かいゑ
- 作曲
- かいゑ
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
読よむ人ひとのない手紙てがみのように
驟雨しゅううのあとで水みずに映うつる空そら
届とどかない
君きみが名付なづけた壁かべの罅ひび
首くび環わの糸いとを切きって散ちりばめたビーズの中なかで
なぜ一ひとつだけが答こたえない
聞きけない
雲くもひとつない空そら
凪なぐ風かぜ
朱あかひとつ映はえる様さま
終おえるよう
雲くもひとつない空そら
君きみの手て
ふと思おもい出だした
星ほしが出でた
君きみに借かりた本ほんを、借かりて読よまずにいたカフカを開ひらくと
懐なつかしい匂においがした。君きみの部屋へやの匂においだ。字じが滲にじんだ
ハッピーエンドの映画えいが。抱かかえきれないほどの夕焼ゆうやけ空ぞら
決けっして冷さめないという魔法瓶まほうびん。ふたを開あけてみたら冷つめたいよ。
眠ねむらずにいた朝あさの窓まどを溢あふれ出だす 星ほしのイルミネーションみたいな光ひかりの海うみ
潮風しおかぜに流ながされる雲くもの中なかのひとつ。君きみがなぜそれを選えらんだのかはもう聞きけない。
時間じかんがなくて乗のれなかった観覧車かんらんしゃのチケットも
また何度なんども来こようねって言いって買かった水族館すいぞくかんの年ねんパスも
いらないよ。虚むなしいよ。意味いみないよ。君きみと一緒いっしょじゃないとこんなもの
財布さいふに入はいってるだけで重おもたくて見みつけるたびに破やぶり捨すてようと思おもうのに
破やぶれない。離はなせない。拭ぬぐえない。焼やけない。消けせない。
断たち切きれない。歩あるけない。分わからない。進すすみ方かたも忘わすれ方かたも
分わかんないよ。分わかんないよ。分わかんないよ。
泣なき方かたも、立たち方かたも、生いき方かたも
君きみのいない空そらなんかいらない。君きみのいない夜よるなんかいらない。
君きみと見みない虹にじなんかいらない。君きみと見みない月つきなんかいらない。
届とどかない手紙てがみなんかいらない。写うつらない写真しゃしんなんかいらない。
風かぜの色いろも冬ふゆの詩しもいらない。天あまノ川がわも永遠えいえんもいらない。
花はな莚むしろの天使てんしもいらない。車くるま椅子いすもサンタもいらない。
揺ゆれる糸いともオレンジもいらない。梯はしごもカシオペヤ座ざもいらない。
砂漠さばくのヴェガもデネブもいらない。雪ゆきの白しろもシニフィエもいらない。
あの日ひ見みた夕焼ゆうやけの続つづきをもう一度いちど巻まき戻もどしてよ
雲くもひとつない空そら
誰たそ彼がれ
(君きみに逢あいたいよ)
時ときを戻もどせたら
(戻もどせたなら)
西にしの朝あさ
(君きみと見みた夕焼ゆうやけをもう一度いちど)
雲くもひとつない空そら
沈しずむ月つき
(君きみがもともといた場所ばしょへ)
還かえる流ながれ星ぼし
昇のぼる景かげ
驟雨しゅううのあとで水みずに映うつる空そら
届とどかない
君きみが名付なづけた壁かべの罅ひび
首くび環わの糸いとを切きって散ちりばめたビーズの中なかで
なぜ一ひとつだけが答こたえない
聞きけない
雲くもひとつない空そら
凪なぐ風かぜ
朱あかひとつ映はえる様さま
終おえるよう
雲くもひとつない空そら
君きみの手て
ふと思おもい出だした
星ほしが出でた
君きみに借かりた本ほんを、借かりて読よまずにいたカフカを開ひらくと
懐なつかしい匂においがした。君きみの部屋へやの匂においだ。字じが滲にじんだ
ハッピーエンドの映画えいが。抱かかえきれないほどの夕焼ゆうやけ空ぞら
決けっして冷さめないという魔法瓶まほうびん。ふたを開あけてみたら冷つめたいよ。
眠ねむらずにいた朝あさの窓まどを溢あふれ出だす 星ほしのイルミネーションみたいな光ひかりの海うみ
潮風しおかぜに流ながされる雲くもの中なかのひとつ。君きみがなぜそれを選えらんだのかはもう聞きけない。
時間じかんがなくて乗のれなかった観覧車かんらんしゃのチケットも
また何度なんども来こようねって言いって買かった水族館すいぞくかんの年ねんパスも
いらないよ。虚むなしいよ。意味いみないよ。君きみと一緒いっしょじゃないとこんなもの
財布さいふに入はいってるだけで重おもたくて見みつけるたびに破やぶり捨すてようと思おもうのに
破やぶれない。離はなせない。拭ぬぐえない。焼やけない。消けせない。
断たち切きれない。歩あるけない。分わからない。進すすみ方かたも忘わすれ方かたも
分わかんないよ。分わかんないよ。分わかんないよ。
泣なき方かたも、立たち方かたも、生いき方かたも
君きみのいない空そらなんかいらない。君きみのいない夜よるなんかいらない。
君きみと見みない虹にじなんかいらない。君きみと見みない月つきなんかいらない。
届とどかない手紙てがみなんかいらない。写うつらない写真しゃしんなんかいらない。
風かぜの色いろも冬ふゆの詩しもいらない。天あまノ川がわも永遠えいえんもいらない。
花はな莚むしろの天使てんしもいらない。車くるま椅子いすもサンタもいらない。
揺ゆれる糸いともオレンジもいらない。梯はしごもカシオペヤ座ざもいらない。
砂漠さばくのヴェガもデネブもいらない。雪ゆきの白しろもシニフィエもいらない。
あの日ひ見みた夕焼ゆうやけの続つづきをもう一度いちど巻まき戻もどしてよ
雲くもひとつない空そら
誰たそ彼がれ
(君きみに逢あいたいよ)
時ときを戻もどせたら
(戻もどせたなら)
西にしの朝あさ
(君きみと見みた夕焼ゆうやけをもう一度いちど)
雲くもひとつない空そら
沈しずむ月つき
(君きみがもともといた場所ばしょへ)
還かえる流ながれ星ぼし
昇のぼる景かげ