黄色仮面 歌詞 Glue feat. 歌愛ユキ ふりがな付

其その波なみがまた人ひとに 旋条銃ライフルを持もたせた
対峙たいじして 撃うち合あうばかりの馬鹿ばかを晒さらす
飛とび散ちった火ひの粉こが 燃もえ始はじめない様ような
言いい訳わけはどうやら似合にあわないけど

和蘭石竹カーネーション 水仙すいせん 左様さようなら。
彼岸ひがん迄まで寸途ずっと 嫉妬しっとサービス。
駄目だめ人間にんげんばっか 揃そろうだけ。
毒どくを吐はくだけ吐はいてご臨終りんじゅう。
弟切草おとぎりそう 茴香ウイキョウ 金雀枝エニシダ
相あいも変かわらず愛あいを歌うたうのか?
僕ぼくらしく君きみを救すくうため 今いま征ゆくんだ

最低さいていな影かげに 抗あらがって
黄色おうしょく仮面かめん 貫つらぬいて
でも 君きみの心こころも声こえも形かたちも
無意味むいみに空そら仰あおいでいる

終末しゅうまつばかりに 苛立いらだって
三千世界さんぜんせかい 飛とび乗のって
嗚呼ああ 春はるの香かおりと痲痺まひの空気くうきで
黒くろに成なるから 多た 汰た 他た

理不尽りふじんな槍やりの雨あめ 躱かわせない讒言ざんげん
執着しゅうちゃくが常軌じょうきを逸いっしてく 終おわれないの?
歪ゆがめられ消去しょうきょした 一ひとつの存在そんざいは
"コンテンツ" 銃口じゅうこうが向むかう先さきは

出でる杭くいを叩たたく 多数派マジョリティ
白旗しろはた上あげる少数派マイノリ
気付きづかないうちの 忘却ぼうきゃくで
四面楚歌しめんそかの儘まま征ゆくんだ

背徳はいとく気取きどりの狂信者きょうしんしゃ
発条仕掛ぜんまいじかけの刀身とうしんで ほら
僕ぼくの姿すがたを 生せいの在処ありかを
否定ひていばかりして征いくんだ

泡沫ほうまつに消きえた 沈丁じんちょう歌か
反転はんてん世界せかい 媚こび酔よって
嗚呼ああ 侵おかされた儘まま 沁しみついた儘まま
生いきているのに 離はなせない

海底かいていに沈しずむ 存在そんざいに
黄色おうしょく仮面かめん 差さし伸のべて
ほら 僕ぼくの正義せいぎも 手放てばなせるなら
望のぞむモノなどもう無ないね

最低さいていな影かげに 抗あらがって
黄色おうしょく仮面かめん 貫つらぬいて
さあ 革命かくめいの刻とき 君きみの姿すがたを
形作かたちづくり直なおすから

終末しゅうまつ論者ろんじゃに成なり果はてた
三千世界さんぜんせかい もういいよ
嗚呼ああ 悪役あくやくでいい 生涯しょうがい総すべて
悔くいは無ないから ぶち壊こわせ!