よみ:はりふるとしのものくろしょうじょ
針降る都市のモノクロ少女 歌詞
-
TaKU.K feat. 鏡音リン
- 2018.11.29 リリース
- 作詞
- TaKU.K
- 作曲
- TaKU.K
- 編曲
- TaKU.K
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虚栄きょえいと虚構きょこうで積つみ上あげられた都市としの片隅かたすみで産声うぶごえを上あげた
××の為ために嘘うそを吐つき続つづける、ありふれた少女しょうじょの物語ものがたり
紅あかい雲くも 煙けむる蒸気じょうきと揺ゆらぐ鉄てつの塔とう
飛行ひこう船せん 積つみ重かさねたビル間まを巡めぐる
霧雨きりさめが降ふる、日々ひびさえ隠かくす
煩うるさく鳴なり止やまない革命かくめいの音おと
わたしは値札ねふだもない身売みうりでした
この手てを貴方あなたは手繰たぐり寄よせました
価値かちが生うまれた、そんな気きがしました
その手ての赤色あかいろが綺麗きれいでした
何度なんども季節きせつが巡めぐって、
何度なんども手てを引ひかれて、
ゆびきりげんまんもしたのです
回想かいそうに身体からだと胸むねを弾はずませ、
通とおり道みちを抜ぬけ出だした
刹那せつな、貴方あなたの花弁はなびら、散ちらばった
どうして?なんで、どうして!?
叫さけべどアナタは崩くずれるばかり
抱だき寄よせて、臭においに嘔吐えずく
呼吸こきゅうができないな 泣なき喚わめく
どうして、嫌いやだよ、どうして?
次第しだいに憎ぞう、増ぞう、像ぞうは形かたちを成なす
嘘吐うそつき共どもに愛あいを捧ささぐ
それこそわたしの生いきていく証あかし
妄執もうしゅうの砂すなは溶とけて、零こぼれて、落おちていく
少女しょうじょの色いろも、心こころの在あり方かたも、味あじわうように呑のみ込こんでいく
彼あの日ひの音おとが止やんでいくこの世界せかいで
私わたしは幸しあわせの種たね、植うえ続つづけていた
実みのった果実かじつの色いろはわからないが、
この都市まちの全すべてを手てに入いれていた
一人ひとり、季節きせつを壊こわした
二人ふたり、未来みらいを奪うばった
誰だれにも気きづかれないようにね
収穫しゅうかくは焦あせらず、時間じかんをかけて、
つまみ食ぐいはほどほどに
全すべてミキサーにかけるその日ひまで
吐はいて、色いろが落おちて、
心こころは腐くさり、崩くずれてしまった
それが何なに? 都合つごうがいいわ
許ゆるさずに済すむもの 爪つめを噛かむ
愛あいして、そして肥こやして、
眉間みけんに淡々たんたん"タンッ"、と罪つみを打うつ
恨うらむのならば賽さいを恨うらんで
四しの目めがキミを見みつめてたのよ
少女しょうじょだった者ものはゴンドラ漕こぎの明日あしたを奪うばいました
色いろは白しろと黒くろのままでした
少女しょうじょだった者ものは七なな番ばん地区ちくの娼婦しょうふの希望きぼうを塗ぬり潰つぶしました
色いろは白しろと黒くろのままでした
少女しょうじょだったものは彼女かのじょを慕したう青年せいねんの願ねがいを踏ふみ躙にじりました
色いろは白しろと黒くろのままでした
少女しょうじょだったモノはショウジョのセイメイをボウトクしました
イロはシロとクロのままでした
時ときは満みちて、夢ゆめ堕おろして、
亡骸なきがら達たちに火ひを放はなて
チャチな礼拝れいはいも、命乞いのちごいも、
無価値むかちでしかないのです。バイバイ
さぁて、生いかされた「あなた」達たちへ
メインディッシュを召めし上あがれ
愛あいの残骸ざんがいの中心ちゅうしんで、
彼あの日ひを胸むねに無む念ねんを抱だいて散ちれ
白しろと黒くろしか無ない世界せかいは
なんで色いろを取とり戻もどせないままなのでしょう
どうして、嗚呼ああ、どうして
貴方あなたはわたしを生いかしてくれたのですか?
ねぇ、貴方あなたはいないのに
溢あふれた
どうして、なんで、どうして?
心こころは少すこしも満みたされないの?
笑わらえると思おもってたのに
フリしかできないな 跪ひざまずく
どうして、どうして、どうして?
貴方あなたと二人ふたりで幸しあわせになりたかった
それだけなのに
何なにもかも消きえてしまった
都市としの亡骸なきがらから炎ほのおは消きえ、燻くすぶり続つづけている
静寂せいじゃくは全すべての生命せいめいを包つつみ込こみ、未来みらいに帳とばりを下おろす
願ねがいの果はての世界せかいでも、夕焼ゆうやけは鮮あざやかな紅あかい色いろだった
これは愛あいの為ために嘘うそを吐つき続つづけた、ありふれた少女しょうじょの物語ものがたり
彼女かのじょは丘おかまで歩あるきました
一ひとつの墓標ぼひょうの前まえに辿たどり着つきました
暇いとまを少すこしいただきますね、と
微笑ほほえんで瞼まぶたを閉とじました
××の為ために嘘うそを吐つき続つづける、ありふれた少女しょうじょの物語ものがたり
紅あかい雲くも 煙けむる蒸気じょうきと揺ゆらぐ鉄てつの塔とう
飛行ひこう船せん 積つみ重かさねたビル間まを巡めぐる
霧雨きりさめが降ふる、日々ひびさえ隠かくす
煩うるさく鳴なり止やまない革命かくめいの音おと
わたしは値札ねふだもない身売みうりでした
この手てを貴方あなたは手繰たぐり寄よせました
価値かちが生うまれた、そんな気きがしました
その手ての赤色あかいろが綺麗きれいでした
何度なんども季節きせつが巡めぐって、
何度なんども手てを引ひかれて、
ゆびきりげんまんもしたのです
回想かいそうに身体からだと胸むねを弾はずませ、
通とおり道みちを抜ぬけ出だした
刹那せつな、貴方あなたの花弁はなびら、散ちらばった
どうして?なんで、どうして!?
叫さけべどアナタは崩くずれるばかり
抱だき寄よせて、臭においに嘔吐えずく
呼吸こきゅうができないな 泣なき喚わめく
どうして、嫌いやだよ、どうして?
次第しだいに憎ぞう、増ぞう、像ぞうは形かたちを成なす
嘘吐うそつき共どもに愛あいを捧ささぐ
それこそわたしの生いきていく証あかし
妄執もうしゅうの砂すなは溶とけて、零こぼれて、落おちていく
少女しょうじょの色いろも、心こころの在あり方かたも、味あじわうように呑のみ込こんでいく
彼あの日ひの音おとが止やんでいくこの世界せかいで
私わたしは幸しあわせの種たね、植うえ続つづけていた
実みのった果実かじつの色いろはわからないが、
この都市まちの全すべてを手てに入いれていた
一人ひとり、季節きせつを壊こわした
二人ふたり、未来みらいを奪うばった
誰だれにも気きづかれないようにね
収穫しゅうかくは焦あせらず、時間じかんをかけて、
つまみ食ぐいはほどほどに
全すべてミキサーにかけるその日ひまで
吐はいて、色いろが落おちて、
心こころは腐くさり、崩くずれてしまった
それが何なに? 都合つごうがいいわ
許ゆるさずに済すむもの 爪つめを噛かむ
愛あいして、そして肥こやして、
眉間みけんに淡々たんたん"タンッ"、と罪つみを打うつ
恨うらむのならば賽さいを恨うらんで
四しの目めがキミを見みつめてたのよ
少女しょうじょだった者ものはゴンドラ漕こぎの明日あしたを奪うばいました
色いろは白しろと黒くろのままでした
少女しょうじょだった者ものは七なな番ばん地区ちくの娼婦しょうふの希望きぼうを塗ぬり潰つぶしました
色いろは白しろと黒くろのままでした
少女しょうじょだったものは彼女かのじょを慕したう青年せいねんの願ねがいを踏ふみ躙にじりました
色いろは白しろと黒くろのままでした
少女しょうじょだったモノはショウジョのセイメイをボウトクしました
イロはシロとクロのままでした
時ときは満みちて、夢ゆめ堕おろして、
亡骸なきがら達たちに火ひを放はなて
チャチな礼拝れいはいも、命乞いのちごいも、
無価値むかちでしかないのです。バイバイ
さぁて、生いかされた「あなた」達たちへ
メインディッシュを召めし上あがれ
愛あいの残骸ざんがいの中心ちゅうしんで、
彼あの日ひを胸むねに無む念ねんを抱だいて散ちれ
白しろと黒くろしか無ない世界せかいは
なんで色いろを取とり戻もどせないままなのでしょう
どうして、嗚呼ああ、どうして
貴方あなたはわたしを生いかしてくれたのですか?
ねぇ、貴方あなたはいないのに
溢あふれた
どうして、なんで、どうして?
心こころは少すこしも満みたされないの?
笑わらえると思おもってたのに
フリしかできないな 跪ひざまずく
どうして、どうして、どうして?
貴方あなたと二人ふたりで幸しあわせになりたかった
それだけなのに
何なにもかも消きえてしまった
都市としの亡骸なきがらから炎ほのおは消きえ、燻くすぶり続つづけている
静寂せいじゃくは全すべての生命せいめいを包つつみ込こみ、未来みらいに帳とばりを下おろす
願ねがいの果はての世界せかいでも、夕焼ゆうやけは鮮あざやかな紅あかい色いろだった
これは愛あいの為ために嘘うそを吐つき続つづけた、ありふれた少女しょうじょの物語ものがたり
彼女かのじょは丘おかまで歩あるきました
一ひとつの墓標ぼひょうの前まえに辿たどり着つきました
暇いとまを少すこしいただきますね、と
微笑ほほえんで瞼まぶたを閉とじました