カラカラ 歌詞 蔭拍子 feat. 初音ミク ふりがな付

当あたり前まえの計算けいさんが
目めの前まえを通とおり抜ぬけた
決きまりきった答こたえの数かずが
僕ぼくの生いきている価値かちか。

埋うめ尽つくされたノートは
鉛色なまりいろに染そまった
どうして
未来みらいは 見みえないままなんですか?

カラカラと音おとがする
崩くずれてゆく音おとがする
グラグラの 机つくえの上うえは
何なにも残のこってないな 僕ぼくは空からっぽだ

花はなを添そえてさ、
十字架じゅうじかを数多あまた重かさねてさ
周まわりの目め線せんが
僕ぼくの輪郭りんかくになってゆく

何なにをして欲ほしいか?
それだけで生いきてた
今更いまさら 本音ほんねなんて知しらないや

笑顔えがおでした。

それ嘘うそでした。

似非えせだらけだ。

分わからないな。

どうでもいいやなんて 言いって
それでも『いい子こ』まま生いきてた

『友達ともだちなんていらない死しね』って
耳元みみもとであの子こが叫さけんだ 心こころが震ふるえた

カラカラと音おとがする
僕ぼくの中なかから音おとがする
空からっぽのフリをした心こころに
まだ残のこっているものはなんだ?

空からっぽのフリをした心こころに
まだ残のこっているものがあった。