エイブルーム 歌詞 るりまる feat. 星界 ふりがな付

髪かみを撫なでる
境界線きょうかいせんが滲にじむ季節きせつ
花はなを散ちらす
眺ながめるだけの景色けしきに手てが届とどくようで

叱しかられたように
猫背ねこぜを正ただして
ペールブルーの
街まちに溶とける

逃にげ出だしたくなるような
ずっとここに居いたいような
奇跡きせきのような
ありふれたような
どうしてか少すこし寂さびしくなるなんて

髪かみを撫なでる
境界線きょうかいせんが滲にじむ季節きせつ
花はなを散ちらす
眺ながめるだけの景色けしきに手てが届とどくようで
春霞はるがすみのように
曖昧あいまいなまま
吹ふき抜ぬける
風かぜの匂においが優やさしく

花冷はなびえの夜よるには
どこか遠とおくへ
知しらないところへ
行いきたくなるわ
履はき潰つぶした靴くつは捨すててしまえ

全すべて捨すてたくなるような
縋すがりたくなるような
初はじめてのような
もう飽あきてるような
昔むかしのくだらない話はなしを
思おもい出だすくらいには
ノスタルジー
いつも思おもい出だしもしないくせに

髪かみを撫なでる
花はなを散ちらす
境界線きょうかいせんが滲にじむ季節きせつ
眺ながめるだけの景色けしきに
手てが届とどくようで
春霞はるがすみのように
曖昧あいまいなまま
吹ふき抜ぬける
風かぜの匂においが優やさしく

髪かみを撫なでる
花はなを散ちらす
片隅かたすみで少すこし願ねがっただけ
今いまのうちに
枯かれ果はてるまで