バベルの迷宮 歌詞 しゃいと feat. IA ふりがな付

紡つむぎ出だした迷路めいろに
再さい構成こうせいの問といを差さし込こんで
其処そこに在あるはファンタジー
偶像ぐうぞう崇拝すうはいその工程こうてい
形而上けいじじょうのアートに
喜怒哀楽きどあいらくは幾重いくえに装よそおって
そして溶とけたアイロニー
理ことわりのアナロジー

形容けいよう、形容けいよう
霞かすむイデアで
整合せいごう、整合せいごう
その世界せかいを
明あかしてみせて

それは愛あいも否いな、哀あいも否いな
誰だれも彼かれも抽象ちゅうしょうの街まち
引ひき裂さいた式しきよ賽さいの目めよ
永遠えいえんの火ひを此処ここへ
解かいを今いま、解かいを今いま
崇あがめ咎とがめ心臓しんぞうは何処どこ
羽はばたいた地ちへ最果さいはてへ
幾何きか学がくは斯かくも歌うたう

軈やがて神かみは怠惰たいだに
後天性こうてんせいの無む個性こせいを培養ばいよう
罅割ひびわれてくシンパシー
退廃たいはいのミソロジー

聳そびえ立たつその神かみの手てに
摘つまれた言葉ことばの秩序ちつじょよ
術すべを失なくした迷路めいろにて
人ひとは盲目もうもくに空そらを目指めざす

それは愛あいも否いな、哀あいも否いな
誰だれも彼かれも抽象ちゅうしょうの街まち
引ひき裂さいた式しきよ賽さいの目めよ
永遠えいえんの火ひを此処ここへ
解かいを今いま、解かいを今いま
崇あがめ求もとめ心臓しんぞうは何処どこ
羽はばたいた地ちへ最果さいはてへ
幾何きか学がくは斯かくも歌うたう