よみ:よるはまだながく。
夜はまだ永く。 歌詞
-
Xilitol feat. 初音ミク
- 2022.6.1 リリース
- 作詞
- Xilitol
- 作曲
- Xilitol
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『ただ、独ひとりで生いきていたい。』と願ねがって歩あゆみ出だした。
暗然あんぜんと輝かがやく摩天楼まてんろうは、遥はるか彼方かなた。
―遠とおく、遠とおく。逃にげ出だした夢ゆめの中なかに、
望のぞむ、答こたえがあったのだろう―
誰だれかを。信しんじて裏切うらぎられるのが怖こわくて静しずかに息いきをした
次第しだいに愛情あいじょうの姿すがた、色いろすらも思おもい出だせなくなっていた。
止とまれない。戻もどれない。鍵かぎ欠かけた籠かごの中なかで、
ずっと待まち焦こがれてたまま―
―もう、何なにもかも全すべて。
忘わすれてしまえたら。
こんな暗くらい気持きもちも、
あの日ひの記憶きおく。
未いまだ醒さめない日々ひびを抱だきかかえては
絆ほだされた変容へんように―
どうして
もう何なにも忘わすれないように
心こころが呼吸こきゅうを止とめる―
色いろの褪あせない微睡びすいに呑のまれたまま
過すぎ去さってく景観けいかんに
どうして
透すかしたままの心臓しんぞうが
脈みゃくの音おとを書かき出だす―
冷さめないように
消きえないように
そっと、息いきを呑のむだけ。
ひたすら『生うまれ変かわりたい』と―願ねがってたあの日ひの人生じんせいも
胸むねを張はって前まえを向むいて生いきていたのは何年なんねん前まえだっけ?
思おもい出だせないまま唾つばを呑のんでは狂くるってしまいそうだ。
戻もどりたい戻もどれない戻もどれない戻もどれない
そんなことばっか
考かんがえていたんだ 期待きたいなんか
きっとしているわけではない
それなのにどうして 未いまだどうして
過去かこばかりを歌うたっている
未来みらいは希望きぼうに溢あふれ空そらは青あおく、
消きえない経験けいけんも兼かね備そなえて。
なのにこんなにも日ひが冷つめたいのは死しにたがりだからか?
教おしえてよ
いつまで経たっても消きえない君きみの面影おもかげを探さがし求もとめていた
いつまで『全すべて忘わすれてしまいたい。』と逃にげる道みちを選えらんでいた?
いつから『人ひとを傷きずつけずに生いきていく。』ってドアを閉とざしていた。
いつから過去かこばかりを向むいて何なにも求もとめられなくなってしまった?
消けしたい記憶きおくばかりこんがらがって
明日あしたが晴はれで染そまったって
いつまでも進すすめないなら僕ぼくには関係かんけいないかもな
いっそ夢ゆめの中なか浮うかぶ摩天楼まてんろうに逃にげ去さってしまえたなら
二に度どと思おもい出だすことなく息いきをして征ゆけるんだろうか
もういいの 忘わすれたいの
ゆらゆらと消きえる風景ふうけいに価値かちなどないの
未いまだ醒さめない日々ひびを抱だきかかえては
絆ほだされた変容へんように―
どうして?
もう何なにも感かんじないように
心こころが呼吸こきゅうを止とめる
胸むねに残のこる 痛いたみを取とり除のぞいては
満みたされぬ空洞くうどうに―
どうして?
酸素さんそばかりを喰くらっている
冷さめない消けせない記録きろく―
窓まどから差さし込こんだ影法師かげぼうし
すうっと光ひかりを閉とざしては
頭あたまを劈つんざく悲鳴ひめいのような
恐怖きょうふが押おし寄よせる
―夜よるはまだ永ながく。
冷さめないように
消きえないように
そっと息いきを呑のむだけ。
暗然あんぜんと輝かがやく摩天楼まてんろうは、遥はるか彼方かなた。
―遠とおく、遠とおく。逃にげ出だした夢ゆめの中なかに、
望のぞむ、答こたえがあったのだろう―
誰だれかを。信しんじて裏切うらぎられるのが怖こわくて静しずかに息いきをした
次第しだいに愛情あいじょうの姿すがた、色いろすらも思おもい出だせなくなっていた。
止とまれない。戻もどれない。鍵かぎ欠かけた籠かごの中なかで、
ずっと待まち焦こがれてたまま―
―もう、何なにもかも全すべて。
忘わすれてしまえたら。
こんな暗くらい気持きもちも、
あの日ひの記憶きおく。
未いまだ醒さめない日々ひびを抱だきかかえては
絆ほだされた変容へんように―
どうして
もう何なにも忘わすれないように
心こころが呼吸こきゅうを止とめる―
色いろの褪あせない微睡びすいに呑のまれたまま
過すぎ去さってく景観けいかんに
どうして
透すかしたままの心臓しんぞうが
脈みゃくの音おとを書かき出だす―
冷さめないように
消きえないように
そっと、息いきを呑のむだけ。
ひたすら『生うまれ変かわりたい』と―願ねがってたあの日ひの人生じんせいも
胸むねを張はって前まえを向むいて生いきていたのは何年なんねん前まえだっけ?
思おもい出だせないまま唾つばを呑のんでは狂くるってしまいそうだ。
戻もどりたい戻もどれない戻もどれない戻もどれない
そんなことばっか
考かんがえていたんだ 期待きたいなんか
きっとしているわけではない
それなのにどうして 未いまだどうして
過去かこばかりを歌うたっている
未来みらいは希望きぼうに溢あふれ空そらは青あおく、
消きえない経験けいけんも兼かね備そなえて。
なのにこんなにも日ひが冷つめたいのは死しにたがりだからか?
教おしえてよ
いつまで経たっても消きえない君きみの面影おもかげを探さがし求もとめていた
いつまで『全すべて忘わすれてしまいたい。』と逃にげる道みちを選えらんでいた?
いつから『人ひとを傷きずつけずに生いきていく。』ってドアを閉とざしていた。
いつから過去かこばかりを向むいて何なにも求もとめられなくなってしまった?
消けしたい記憶きおくばかりこんがらがって
明日あしたが晴はれで染そまったって
いつまでも進すすめないなら僕ぼくには関係かんけいないかもな
いっそ夢ゆめの中なか浮うかぶ摩天楼まてんろうに逃にげ去さってしまえたなら
二に度どと思おもい出だすことなく息いきをして征ゆけるんだろうか
もういいの 忘わすれたいの
ゆらゆらと消きえる風景ふうけいに価値かちなどないの
未いまだ醒さめない日々ひびを抱だきかかえては
絆ほだされた変容へんように―
どうして?
もう何なにも感かんじないように
心こころが呼吸こきゅうを止とめる
胸むねに残のこる 痛いたみを取とり除のぞいては
満みたされぬ空洞くうどうに―
どうして?
酸素さんそばかりを喰くらっている
冷さめない消けせない記録きろく―
窓まどから差さし込こんだ影法師かげぼうし
すうっと光ひかりを閉とざしては
頭あたまを劈つんざく悲鳴ひめいのような
恐怖きょうふが押おし寄よせる
―夜よるはまだ永ながく。
冷さめないように
消きえないように
そっと息いきを呑のむだけ。