それは素敵な、ノヴェレッテでした。 歌詞 26時のマスカレイド ふりがな付

まさか自分じぶんがこんな事ことになるとは
思おもわなかった 笑わらっちゃうよね
突然とつぜん 君きみが現あらわれてくれたから
描えがかれてゆく 恋こいのプロローグ

愛あいと呼よぶのには まだ早はやいかな
恋こいでさえこんな 高鳴たかなる胸むね 熱あつい頬ほほ
抑おさえきれない 嗚呼ああ

初はじめてのこの想おもい この憂うれい
この痛いたみ 私わたしは恋こいをした
一いち頁ぺーじが始はじまりだす
その笑顔えがお その心こころ その仕草しぐさ
その声こえも
全すべてに恋こいをした
机つくえの隅すみに 好すきって書かいた
君きみの名前なまえを 好すきって書かいた

何処どこからそんな
自信じしんが出でてきたのやら
ハッピーエンドでしょ
恋こいのエピローグ

恋こいの優越感ゆうえつかん 鼻高々はなたかだかに
君きみに溺おぼれてた
初はじめてだもん いいじゃない
仕方しかたない これは病やまい

これがそう 恋こいなのか
これがそう 盲目もうもくか
何なにも見みえなくなる
大事だいじなのは 君きみだけだよ
この恋こいの為ためならば
何なにもかも捨すて去さってしまってもいい
かも
自分勝手じぶんかってなモノローグでした

いつも通どおりの自分じぶんじゃない
正ただしさも分わからなくなる
原動力げんどうりょくが恋こいだったから
だけど自分じぶんの事ことだけを
考かんがえている恋こいなんて
いつか君きみさえ
傷付きずつけてしまうだろう

恋こいをして 恋こいを知しる
恋こいをして
大切たいせつなものが何なにかを知しった
君きみにいつまでも 幸しあわせな日々ひびを

初はじめてのこの想おもい この憂うれい
この痛いたみ 私わたしの恋こいだった
エンディングは 句点くてんじゃなく

『あの出会であい、あの笑顔えがお、あの涙なみだ、
あの背中せなか、全すべてが恋こいでした。
ありがとう、君きみが大好だいすきでした!』

続つづきのない ノヴェレッテだけど
それは素敵すてきな ノヴェレッテでした