この街を出て 歌詞 blondy ふりがな付

だんだん歳としをとって
母ははの顔かおもぼやけて
変かわらない街並まちなみが
変かわっていく僕ぼくを弾はじく

夜よるの空そらを歩あるいて
君きみに会あいに行いきたい
後あとになって面映おもはゆいなって
手てには汗あせが滲にじんで

だんだん歳としをとって
君きみは歌うたを諦あきらめて
ありふれた生活せいかつの隅すみに
幸しあわせを絞しぼり出だして

夜よるの空そらに願ねがい事ごと
一番いちばん輝かがやく星ほしに
上手うまくやり過すごしている君きみの
面影おもかげを見みた気きがした

伝つたう鼓動こどう
胸むねの高鳴たかなり
一ひとつ一ひとつ確たしかめなくちゃ
僕ぼくら 不安ふあんを消けせやしない?

少すこしずつ光ひかりが絶たえる
夢ゆめの中なか 二人ふたりが笑わらう
音おとになって 声こえになって
君きみにだって 僕ぼくにだって

音おとになって 声こえになって
君きみになって 僕ぼくになってゆく

少すこしずつ 光ひかりが絶たえる
夢ゆめの跡あと 二人ふたりで笑わらう
音おとになって 声こえになって
僕ぼくにだって 君きみにだってある

あの雲くもへ行いこう

この街まちは何なにもないから
繰くり返かえす
時間じかんの流ながれも
音おとになって 声こえになって
君きみになって 僕ぼくになって

音おとになって 声こえになって
僕ぼくになって 君きみになっていく