よみ:ふろむ・でぃすとぴあ
フロム・ディストピア 歌詞
-
かなで feat. 初音ミク
- 2020.8.30 リリース
- 作詞
- かなで
- 作曲
- かなで
友情
感動
恋愛
元気
結果
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16回かい目めの誕生たんじょう日びに
期間きかん限定げんていの時間じかん旅行りょこうを手てに入いれた
世界せかいがまだその価値かちに気きづく前まえ、
きみを好すきになるのに
お金かねも権利書けんりしょも要いらなかった
適当てきとうな日付ひづけを入力にゅうりょくして飛とばされたのは
100年ねん前まえの夏なつの終おわりで
不都合ふつごうで不快ふかいな湿気しっけた空気くうきも不協和音ふきょうわおんも
何故なぜかひどく懐なつかしくて心地ここちよかった
非合理的ひごうりてきな極彩色ごくさいしき
熱あついアスファルトとやたら安やすいアイス
目めがまわる表情ひょうじょうの海うみ
感情かんじょうの波なみに溺おぼれそうなの
誰だれか、息継いきつぎを教おしえて
きみの笑顔えがおで暴あばれだす心臓しんぞうが
この夏なつを暑あつくする 苦くるしいくらいなの
はりつく前髪まえがみも 汗あせをふくオレンジも
ぼくを焦あせらせて意地悪いじわるする【青あお】さ
100年ねん前まえのこの世界せかいには
息いきが詰つまるほどの自由じゆうが満みちていて
ロゴひとつないこの夜空よぞらを逝ゆく流ながれ星ぼしは
まだ星ほしたちの亡骸なきがらで
温ぬるい夜風よかぜに手てを伸のばして目めを閉とじる
その悼いたみもぼくらは知しらずに
ハッピーエンドが喰くい尽つくされた世界せかいで
欲ほしいものなどひとつだけだと言いえなくって
合理的ごうりてきに設計せっけいされた
無駄むだのないぼくの綺麗きれいな設計せっけい図ずは
「嫌きらい」を排除はいじょした世界せかいで
「好すき」なものが思おもい出だせないのよ、ぼくら
あの夏なつを教おしえて
ぼくの涙なみだも 割われそうな音色ねいろも
この夏なつを鮮あざやかに染そめ上あげてくのに
息いきが切きれるほどに 眩暈めまいを覚おぼえるほどに
ぼくを急せき立たてて意地悪いじわるする【青あおく】
二に度どと戻もどれないこの夏なつの日ひの記憶きおくを
二に度どと辿たどれないと知しっているから
自分じぶんひとつさえ改変かいへんできないぼくに
傷跡きずあとでいいから刻きざみ付つけてよ
どうか、魔法まほうを教おしえて
後悔こうかいの夜よるも 胸むねを裂さく追慕ついぼも
この夏なつに鮮明せんめいに縫ぬい付つけててね
きみを思おもい出だせない明日あしたがくるのが怖こわいよ
いっそこの夏なつに堕おちてゆきたいのさ
この夏なつの色いろに きみと過すごすこの時ときに
胸むねが軋きしむことは二に度どとないから
熱あつく透すき通とおるあの夏なつに出会であいたいの
もう一度いちど もう一度いちど
あなたのいる【青あお】に
期間きかん限定げんていの時間じかん旅行りょこうを手てに入いれた
世界せかいがまだその価値かちに気きづく前まえ、
きみを好すきになるのに
お金かねも権利書けんりしょも要いらなかった
適当てきとうな日付ひづけを入力にゅうりょくして飛とばされたのは
100年ねん前まえの夏なつの終おわりで
不都合ふつごうで不快ふかいな湿気しっけた空気くうきも不協和音ふきょうわおんも
何故なぜかひどく懐なつかしくて心地ここちよかった
非合理的ひごうりてきな極彩色ごくさいしき
熱あついアスファルトとやたら安やすいアイス
目めがまわる表情ひょうじょうの海うみ
感情かんじょうの波なみに溺おぼれそうなの
誰だれか、息継いきつぎを教おしえて
きみの笑顔えがおで暴あばれだす心臓しんぞうが
この夏なつを暑あつくする 苦くるしいくらいなの
はりつく前髪まえがみも 汗あせをふくオレンジも
ぼくを焦あせらせて意地悪いじわるする【青あお】さ
100年ねん前まえのこの世界せかいには
息いきが詰つまるほどの自由じゆうが満みちていて
ロゴひとつないこの夜空よぞらを逝ゆく流ながれ星ぼしは
まだ星ほしたちの亡骸なきがらで
温ぬるい夜風よかぜに手てを伸のばして目めを閉とじる
その悼いたみもぼくらは知しらずに
ハッピーエンドが喰くい尽つくされた世界せかいで
欲ほしいものなどひとつだけだと言いえなくって
合理的ごうりてきに設計せっけいされた
無駄むだのないぼくの綺麗きれいな設計せっけい図ずは
「嫌きらい」を排除はいじょした世界せかいで
「好すき」なものが思おもい出だせないのよ、ぼくら
あの夏なつを教おしえて
ぼくの涙なみだも 割われそうな音色ねいろも
この夏なつを鮮あざやかに染そめ上あげてくのに
息いきが切きれるほどに 眩暈めまいを覚おぼえるほどに
ぼくを急せき立たてて意地悪いじわるする【青あおく】
二に度どと戻もどれないこの夏なつの日ひの記憶きおくを
二に度どと辿たどれないと知しっているから
自分じぶんひとつさえ改変かいへんできないぼくに
傷跡きずあとでいいから刻きざみ付つけてよ
どうか、魔法まほうを教おしえて
後悔こうかいの夜よるも 胸むねを裂さく追慕ついぼも
この夏なつに鮮明せんめいに縫ぬい付つけててね
きみを思おもい出だせない明日あしたがくるのが怖こわいよ
いっそこの夏なつに堕おちてゆきたいのさ
この夏なつの色いろに きみと過すごすこの時ときに
胸むねが軋きしむことは二に度どとないから
熱あつく透すき通とおるあの夏なつに出会であいたいの
もう一度いちど もう一度いちど
あなたのいる【青あお】に