アノマリー
空そらの眩まぶしさは
アノマリー
濡ぬれた朝顔あさがおは
アノマリー
風鈴ふうりんの声こえは
アノマリー
蝉せみの残響ざんきょうは
アノマリー
雲くもの化ばけ物ものは
アノマリー
逃にげ水みずの夢ゆめは
アノマリー
夏なつの憧憬しょうけいは
アノマリー
目蓋まぶたの向むこうは
「涸かれはしない僕ぼくと君きみの記憶きおく。
二に度どと来こない僕ぼくと君きみの夏なつ。
見みえないけれど呼よびかける声こえが
目めを開あければ滲にじむほどの陽よう。」
「涸かれはしない僕ぼくと君きみの記憶きおく。
二に度どと来こない僕ぼくと君きみの夏なつ。
見みえないけれど呼よびかける声こえが
目めを開あければ滲にじむほどの陽よう。」
アノマリー
鳥とり居い、待まち合あわせ
アノマリー
浴衣ゆかた、赤あかい頬ほほ
アノマリー
花火はなび、鳴なる刹那せつな
アノマリー
目蓋まぶたの向むこうに
あの夏なつが溶とけ溶とけ溶とけてゆく
あの日々ひびが揺ゆら揺ゆらぎだして
アイラブユー 君きみを探さがしている
アイラブユー 夏なつが終おわってゆく
「涸かれはしない僕ぼくと君きみの記憶きおく。
二に度どと来こない僕ぼくと君きみの夏なつ。
見みえないけれど呼よびかける声こえが
目めを開あければ滲にじむほどの陽よう。」
「涸かれはしない僕ぼくと君きみの記憶きおく。
二に度どと来こない僕ぼくと君きみの夏なつ。
見みえないけれど呼よびかける声こえが
目めを開あければ滲にじむほどの陽よう。」
アノマリanomariー
空soraのno眩mabuしさはshisaha
アノマリanomariー
濡nuれたreta朝顔asagaoはha
アノマリanomariー
風鈴fuurinのno声koeはha
アノマリanomariー
蝉semiのno残響zankyouはha
アノマリanomariー
雲kumoのno化baけke物monoはha
アノマリanomariー
逃niげge水mizuのno夢yumeはha
アノマリanomariー
夏natsuのno憧憬syoukeiはha
アノマリanomariー
目蓋mabutaのno向muこうはkouha
「涸kaれはしないrehashinai僕bokuとto君kimiのno記憶kioku。
二ni度doとto来koないnai僕bokuとto君kimiのno夏natsu。
見miえないけれどenaikeredo呼yoびかけるbikakeru声koeがga
目meをwo開aければkereba滲nijiむほどのmuhodono陽you。」
「涸kaれはしないrehashinai僕bokuとto君kimiのno記憶kioku。
二ni度doとto来koないnai僕bokuとto君kimiのno夏natsu。
見miえないけれどenaikeredo呼yoびかけるbikakeru声koeがga
目meをwo開aければkereba滲nijiむほどのmuhodono陽you。」
アノマリanomariー
鳥tori居i、待maちchi合aわせwase
アノマリanomariー
浴衣yukata、赤akaいi頬hoho
アノマリanomariー
花火hanabi、鳴naるru刹那setsuna
アノマリanomariー
目蓋mabutaのno向muこうにkouni
あのano夏natsuがga溶toけke溶toけke溶toけてゆくketeyuku
あのano日々hibiがga揺yuらra揺yuらぎだしてragidashite
アイラブユairabuyuー 君kimiをwo探sagaしているshiteiru
アイラブユairabuyuー 夏natsuがga終oわってゆくwatteyuku
「涸kaれはしないrehashinai僕bokuとto君kimiのno記憶kioku。
二ni度doとto来koないnai僕bokuとto君kimiのno夏natsu。
見miえないけれどenaikeredo呼yoびかけるbikakeru声koeがga
目meをwo開aければkereba滲nijiむほどのmuhodono陽you。」
「涸kaれはしないrehashinai僕bokuとto君kimiのno記憶kioku。
二ni度doとto来koないnai僕bokuとto君kimiのno夏natsu。
見miえないけれどenaikeredo呼yoびかけるbikakeru声koeがga
目meをwo開aければkereba滲nijiむほどのmuhodono陽you。」