橙 歌詞 岩見拓馬 ふりがな付

煙けむりが僕ぼくを隠かくしました
誰だれにも見みえない今日きょうのこと
いつまでこうして生いきていく
隠かくし事ごとがまた増ふえていく

大事だいじなものを失なくしました
汚よごれた胸むねの奥底おくそこで
煤すすけて消きえた文字もじの跡あと
あの頃ころみたいに ときめいて

しんどいな やめたいな もう全部ぜんぶほったらかして
飛とびたいな 逃にげたいな 君きみのとこへ
会あいたいな 触ふれたいな もういいよって撫なでてくれ
泣なきたいな 死しにたいな 君きみのそばで

煙けむりが明日あすを隠かくしました
誰だれにも言いえない僕ぼくのこと
いつかはこうして歌うたにして
あの頃ころみたいに「好すきだ」って

言いいたいな 言いえないな どう考かんがえたってないな
飛とびたいな 逃にげたいな 楽らくな方ほうへ
会あいたいな 触ふれたいな もうなんだか消きえそうだ
泣なきたいな 君きみの声こえで

会あいたいな 曖昧あいまいな 感情かんじょうなんて捨すて去さって
飛とびたいな 行いきたいな 僕ぼくのままで
会あいたいな 触ふれたいな もうきっと出会であえないな
本当ほんとうは 抱だき合あって 二人ふたり泣なきたい

変かえたいな 散々さんざんな 風景ふうけいなんて切きり取とって
飛とびたいな 行いきたいな 君きみのとこへ
会あいたいな そう、どんな困難こんなんだって越こえて行いけ
泣なきたいな 生いきたいな 君きみのそばで