白花 歌詞 上野大樹 ふりがな付

それは突然とつぜんやってきた白しろい花はな
目めも向むけられないほどやつれた花はな
代かわる代がわるに笑わらったり怒おこったり
それで楽らくになるならそれでいい

ねえいつまでも私わたしのそばにいて
どこまでもあなたといさせて
ありがとうも伝つたえ切きれていないのに
どうして選えらばれたのはあなたなの

心こころの方ほうからすこしずつ剥はがれて
気付きづかないうちに口くちも動うごかない淵ふち
私わたしがいたらあなたはもっと辛つらいのね
この部屋へやに流ながれる2月がつの匂におい

ねえいつまでも私わたしのそばにいて
どこまでもあなたといさせて
萎しおれているあの花はなのような
あなたでもいいからそばにいて

あれは突然とつぜん 夢ゆめに出でてきた思おもい出で
あなたは今いまよりも若わかい姿すがたで
私わたしの両脇りょうわき 大おおきな手てを添そえて
すこし恥はずかしそうに 笑わらっていた

ねえいつまでも私わたしのそばにいて
どこまでもあなたといさせて
ありがとうも伝つたえ切きれてないのに
どうして選えらばれたのはあなたなの

どうして選えらばれたのはあなたなの