帰り道 歌詞 めいちゃん ふりがな付

探さがしものを忘わすれた
今日きょうがまた終おわりへ歩あるき出だす
蹴けっ飛とばした石いしころも どこかへ見失みうしなって
懐なつかしい気持きもちになる

自転車じてんしゃを押おす背中せなか
またあいつと喧嘩けんかしたのだろう
腫はらした目めで見み上あげた空そらには
眩まぶしい陽ひと 滲にじんで流ながれ行いく雲くも

なあ聞きいてくれよ 僕ぼくの歩あるいてきた道みちを
時折ときおり 分わからなくて たずねてしまうよ

またここで 会あえたね
汚よごれた靴くつ 履はき潰つぶした君きみに
ずっと待まっていたんだね
泣ないてないで家うちに帰かえろう

手てを洗あらいなさいよ 母ははの声こえ
不貞腐ふてくされた君きみだ
平凡へいぼんな毎日まいにちでも 待まち遠どおしかった明日あした
温あたたかい夜よるにおやすみ

星ほしの降ふる夢ゆめ 転ころんでも追おいかけるのさ
無なくしていた思おもい出で 鞄かばんに詰つめた

またここで 会あえたね
照てれくさそうに並ならぶ ふたつの影かげ
"いつか"から来きたんだね
手てをつないで家うちに帰かえろう

何なにも変かわらないただの人間にんげんさ

誰だれもが同おなじ日ひを生いきていくのさ

また君きみに 会あえたね
汚よごれた靴くつ 本当ほんとうは誇ほこらしかった
ずっと待まっていたんだよ
泣ないてないで家うちに帰かえろう

探さがしていた君きみをつれて