magic hour 歌詞 ふたりごと ふりがな付

あれは突然とつぜんのこと
まだ明あかるい空そらが泣ないた
きらきらとした涙なみだが零こぼれる
すぐに消きえてゆく どこかへ

続つづけて音おとがきこえた
振ふり返かえる先さきにあなたがいた
1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, 10…
私わたしどうかしたみたい

あなたはいつも何なにかを視みていた
私わたしには視みえない何なにかを
そのたびに悲かなしくなって
気きづかれないように泣ないた

空そらが赤あかに溶とけてゆく
「マジックアワーって言いうんだ」って
あなたの零こぼれそうな涙なみだに花はなが咲さいた
大おおきな音おとがきこえる
きっと私わたしにだけ
伝つたわらないように笑わらって隠かくした
「何なにか」を視みた気きがして

あれは突然とつぜんのこと
あなたは涙なみだの理由りゆうも
視みえている「何なにか」も明あかさないまま
二に度どと戻もどることはなかった

誰だれかが言いってたの
「時ときは流ながれ、季節きせつは巡めぐる」
肌はだに纏まとわりつく空気くうき
降ふりしきるような蝉せみの鳴なき声ごえ
私わたしはどれもよく知しっている

風かぜを切きる 叫さけぶように心臓しんぞうが高鳴たかなる
私わたしは走はしり出だしていた

巡めぐる 巡めぐり巡めぐって重かさなる夕焼ゆうやけ
マジックアワーの空そらが広ひろがって
逆光ぎゃっこうの中なか「誰だれか」見みえ隠かくれした
大おおきな音おとがきこえる
「誰だれか」があなたなら
そう願ねがって 光ひかりに導みちびかれるまま
そこで「何なにか」を視みたあなたも