よみ:るっかうる
ルッカウル 歌詞
-
道端の石 feat. 可不
- 2022.8.15 リリース
- 作詞
- 道端の石
- 作曲
- 道端の石
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いつか忘わすれた詩うたの話はなしをしよう
私わたしはまだ口遊くちずさめそうだから
ただ、過すぎ去さって征いく今日きょうを
思おもい出だせるようにと
夜よる降たち落おつ背そひらが愛いとおしいのだ
霽月せきげつが差さす光ひかりは透過とうかして
今いま、戛々かつかつと刻きざむように
足取あしどりは重おもく成なって
綻ほころび続つづけた、終おわる事ことも無ない儘まま
頓とみに接はいだ言葉ことばは空からっぽだから
舞まったようだ
餓かつえ痩こけた終末しゅうまつの祈いのりを
神様かみさまは知しらないようだ
さよなら、ライラ
ありふれた夢ゆめで凪ないで
悲かなしみをひとつ、ひとつ
零こぼれた落涙らくるいは懶ものぐささと
混まぜて誤魔化ごまかすように生いきて仕舞しまうわ
雨あめに濡ぬれたワンダー
死しに征ゆく総すべてを視みせて
篠突しのつく音おとを掻かき消けして
風かぜが流ながるる迄まで、此処ここで待まつわ
誰だれも知しらない詩うたを奏かなでながら
仮初かりそめの愛あいが美うつくしいなんて
幾ほとほとと呆あきれて仕舞しまうわ
去さった青あおい鳥とりは寄よる辺べを失なくし
翅はねも癒いやせずに泣ないていた
終夜よもすがら、聴きこえた贋作がんさくの祝詞のりとが
思考しこうの外そとで亦また候そうろうと峙そばだち
視界しかいが濁にごって征いく今日きょうを
生いきるのは苦くるしいな
薄汚うすよごれた紙片しへんに書かき留とめた儘まま
忘わすれた言葉ことば許ばかりを追おい掛かけて
今いまを失うしなって征ゆくようだ
其処そこには誰だれも居いないわ
形かたちを失なくした襤褸屑ぼろくずみたいな
汚きたない快楽けらくが救すくいだったのだ
疾とうに私わたしは卑いやしいから
随分ずいぶん、人ひとらしく成なったでしょう?
矍鑠かくしゃくのタリア
廃すたれた喜劇きげきを観みせて
終幕しゅうまく迄までひとつ、ひとつ
雨あめは骸むくろを厭いとわないから
些細ささいな事ことと思おもい込こんでみるわ
忘わすれられたようだ
私わたしはもう居いないわ
烏有うゆうに帰きした言葉ことばと
愛あいが苦くるしみと変かわる迄までに
私わたしの詩うたを忘わすれられるように
どうも怖こわいからさ
怖こわいからさ
瞼まぶたの裏うらに寫うつるならどうか
美うつくしい夢ゆめを見みせて
そんな、そんな
淡あわい詞しを綴つづっていた
さよなら、ライラ
終おわりにしようか
こんな世界せかいの総すべて
私わたしだけの此この夢ゆめで
またね
もう口遊くちずさめないから
悲かなしみを思おもい出だすこともないね
積つみ上あげた賛歌さんか
幸福こうふくに似にせた劫火ごうか
不自由ふじゆうに今いまも縋すがれ
悲かなしいんだ、私わたし論理ろんり、正ただしかった筈はずの言葉ことばが
消きえそうで奇麗きれいだわ
なんてね
私わたしはまだ口遊くちずさめそうだから
ただ、過すぎ去さって征いく今日きょうを
思おもい出だせるようにと
夜よる降たち落おつ背そひらが愛いとおしいのだ
霽月せきげつが差さす光ひかりは透過とうかして
今いま、戛々かつかつと刻きざむように
足取あしどりは重おもく成なって
綻ほころび続つづけた、終おわる事ことも無ない儘まま
頓とみに接はいだ言葉ことばは空からっぽだから
舞まったようだ
餓かつえ痩こけた終末しゅうまつの祈いのりを
神様かみさまは知しらないようだ
さよなら、ライラ
ありふれた夢ゆめで凪ないで
悲かなしみをひとつ、ひとつ
零こぼれた落涙らくるいは懶ものぐささと
混まぜて誤魔化ごまかすように生いきて仕舞しまうわ
雨あめに濡ぬれたワンダー
死しに征ゆく総すべてを視みせて
篠突しのつく音おとを掻かき消けして
風かぜが流ながるる迄まで、此処ここで待まつわ
誰だれも知しらない詩うたを奏かなでながら
仮初かりそめの愛あいが美うつくしいなんて
幾ほとほとと呆あきれて仕舞しまうわ
去さった青あおい鳥とりは寄よる辺べを失なくし
翅はねも癒いやせずに泣ないていた
終夜よもすがら、聴きこえた贋作がんさくの祝詞のりとが
思考しこうの外そとで亦また候そうろうと峙そばだち
視界しかいが濁にごって征いく今日きょうを
生いきるのは苦くるしいな
薄汚うすよごれた紙片しへんに書かき留とめた儘まま
忘わすれた言葉ことば許ばかりを追おい掛かけて
今いまを失うしなって征ゆくようだ
其処そこには誰だれも居いないわ
形かたちを失なくした襤褸屑ぼろくずみたいな
汚きたない快楽けらくが救すくいだったのだ
疾とうに私わたしは卑いやしいから
随分ずいぶん、人ひとらしく成なったでしょう?
矍鑠かくしゃくのタリア
廃すたれた喜劇きげきを観みせて
終幕しゅうまく迄までひとつ、ひとつ
雨あめは骸むくろを厭いとわないから
些細ささいな事ことと思おもい込こんでみるわ
忘わすれられたようだ
私わたしはもう居いないわ
烏有うゆうに帰きした言葉ことばと
愛あいが苦くるしみと変かわる迄までに
私わたしの詩うたを忘わすれられるように
どうも怖こわいからさ
怖こわいからさ
瞼まぶたの裏うらに寫うつるならどうか
美うつくしい夢ゆめを見みせて
そんな、そんな
淡あわい詞しを綴つづっていた
さよなら、ライラ
終おわりにしようか
こんな世界せかいの総すべて
私わたしだけの此この夢ゆめで
またね
もう口遊くちずさめないから
悲かなしみを思おもい出だすこともないね
積つみ上あげた賛歌さんか
幸福こうふくに似にせた劫火ごうか
不自由ふじゆうに今いまも縋すがれ
悲かなしいんだ、私わたし論理ろんり、正ただしかった筈はずの言葉ことばが
消きえそうで奇麗きれいだわ
なんてね