懐なつかしい町まちをただ一人ひとり
私鉄してつの窓まどから眺ながめてる
改札かいさつを抜ぬけた人ひとの波なみに
ある日ひの夕暮ゆうぐれがふりそそぐ
あんなにも君きみのことを
思おもって過すごしたことも夢ゆめのよう
いつも二人ふたり歩あるいた
校庭こうてい沿ぞいの道みちも
あの日ひと同おなじ景色けしき映うつし出だして
一人ひとり町まちをさまよってる
中途半端ちゅうとはんぱな若わかさ残のこし
二人ふたりの生活せいかつは黄昏たそがれて
夢ゆめを語かたるにも半笑はんわらいで
無邪気むじゃきなあの夏なつを妬ねたんでた
西日にしびを受うけた君きみの影かげの
はしを踏ふんづけて黙だまりこくって
まぜこぜの感情かんじょうが
ふいに針はりと尖とがって
あけた穴あなは二に度どとは埋うまらないと
分わかったときには一人ひとりだった
カーテンの向むこうで
隠かくれてふざけて 笑わらったふりして
震ふるえた声こえで気付きづかれてたかな
飽あきるほど感かんじてた
君きみのあの体温たいおんは
今いまは別べつの誰だれかを包つつみ込こんでいるのかな
人ひともまばらになった
駅えきへとまた戻もどって
私わたしだけの明日あしたがまた始はじまる
少すこしの後悔こうかいをしまいこんで
懐natsuかしいkashii町machiをただwotada一人hitori
私鉄shitetsuのno窓madoからkara眺nagaめてるmeteru
改札kaisatsuをwo抜nuけたketa人hitoのno波namiにni
あるaru日hiのno夕暮yuuguれがふりそそぐregafurisosogu
あんなにもannanimo君kimiのことをnokotowo
思omoってtte過suごしたこともgoshitakotomo夢yumeのようnoyou
いつもitsumo二人futari歩aruいたita
校庭koutei沿zoいのino道michiもmo
あのano日hiとto同onaじji景色keshiki映utsuしshi出daしてshite
一人hitori町machiをさまよってるwosamayotteru
中途半端chuutohanpaなna若wakaさsa残nokoしshi
二人futariのno生活seikatsuはha黄昏tasogareてte
夢yumeをwo語kataるにもrunimo半笑hanwaraいでide
無邪気mujakiなあのnaano夏natsuをwo妬netaんでたndeta
西日nishibiをwo受uけたketa君kimiのno影kageのno
はしをhashiwo踏fuんづけてndukete黙damaりこくってrikokutte
まぜこぜのmazekozeno感情kanjouがga
ふいにfuini針hariとto尖togaってtte
あけたaketa穴anaはha二ni度doとはtoha埋uまらないとmaranaito
分waかったときにはkattatokiniha一人hitoriだったdatta
カkaーテンtenのno向muこうでkoude
隠kakuれてふざけてretefuzakete 笑waraったふりしてttafurishite
震furuえたeta声koeでde気付kiduかれてたかなkaretetakana
飽aきるほどkiruhodo感kanじてたjiteta
君kimiのあのnoano体温taionはha
今imaはha別betsuのno誰dareかをkawo包tsutsuみmi込koんでいるのかなndeirunokana
人hitoもまばらになったmomabaraninatta
駅ekiへとまたhetomata戻modoってtte
私watashiだけのdakeno明日ashitaがまたgamata始hajiまるmaru
少sukoしのshino後悔koukaiをしまいこんでwoshimaikonde