ラストシーン 歌詞 tk2tk ふりがな付

段幕だんまくが上あがり 照明しょうめいが灯ともる
見慣みなれた部屋へやのセット
着慣きなれた部屋へや着ぎのスウェット
焼やけたパンの匂におい ありふれた朝あさを
ただ君きみと共ともに笑わらい合あうシーンだ
台詞せりふを間違まちがえては 怒おこらせたり笑わらわせたり
こんな2人ふたりの掛かけ合あいが 毎日まいにちを彩いろどってく
泣ないてるフリをして 謝あやまるフリをして
なんでもない事ことが可笑おかしくてたまらなくて
どんな場面ばめんだって戻もどれないんだ
愛いとおしく思おもうよ

暗転あんてんが明あけて 照明しょうめいが灯ともる
スポットライトが2人ふたりを優やさしく包つつむ
いつもの調子ちょうしでおどけてみせても
まだ君きみの顔かおは曇くもったままで
台詞せりふを飛とばしたから 大事だいじな事ことが言いえなくて
知しらず知しらず傷きずつけては わからなくなっていた
優やさしいフリをして 疲つかれたフリをして
大切たいせつなものさえ 見みえなくなっていたから
どんな場面ばめんだって戻もどせないんだ
もう何なにも失なくしたくないのに

照明しょうめいは消きえ去さり 幕まくが下おろされていく
良よかった事ことばかり思おもい出だしてしまうな
どんな場面ばめんだって戻もどれないんだ
愛いとおしくて仕方しかたがない

笑わらったフリをして 平気へいきなフリをして
最後さいごの最後さいごまで 演えんじ終おえられたなら
どんな場面ばめんだって忘わすれないよ
愛いとおしい日々ひびを