中庸 歌詞 くちばし feat. 鏡音リン ふりがな付

色いろは匂におえど春はるの先さきの世迷言よまいごと
あれよあれよ 止とまらない快楽かいらくに溺おぼれていく

罪つみを教おしえて まだ綺麗きれいなままで 愛想あいそも何なにもありはしない
それは忌いまわしい訓おしえか 正義せいぎ一閃いっせん成敗せいばいだ
禁欲きんよくの扉とびらの鍵かぎを外はずして いざさらばよ

散ちりぬる花はなかき分わけて ここには居いまいと
我われ、つれづれに練ねり歩あるく禁忌きんきの道みち

それは流行はやりの飾かざりか 捨すて置おくがお似合にあいだ
君きみはとうに美うつくしい ならば

導みちびいて 我われはいずこ 倫理りんりと悪あくの狭間はざま
惑まどうほど悶もだえていく されど
往いくか来くるか せめぎ合あうひと時ときを愛あいせるのなら
何なんだっていいわ さあ、世界せかいを壊こわして

行ゆき過すぎた夢ゆめも 届とどかぬ願ねがいも
明日あすは我わが身みか それとも杞憂きゆうか
もらい涙なみだを顧かえりみようか

されど安やすらぎもつかの間ま 呼よび出だされ振ふり出だしだ
後戻あともどることすら叶かなわない

それならば我われは行いくぞ 倫理りんりと悪あくの狭間はざま
惑まどうほどこじれていく されど
往いくか来くるか せめぎ合あうひと時ときを信しんじれるなら
どうだっていいわ さあ、世界せかいを壊こわして