よみ:もうげんにたるゆえん
妄言に足る所以 歌詞
-
IDONO KAWAZU feat. 初音ミク
- 2019.9.1 リリース
- 作詞
- IDONO KAWAZU
- 作曲
- IDONO KAWAZU
- 編曲
- IDONO KAWAZU
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曇天どんてんが故ゆえ、鳰かいつぶり 色彩しきさい狂ぐるい舞まう濡ぬれ鼠ねずみ
異臭いしゅうも大気たいき翻ひるがえし 理解わからないことなら人間ひと頼だのみ
溢あふれかえったこの世よの常つね 数かぞえきれない承認しょうにんの群むれ
両手りょうてに抱かかえたる命いのちの束たば 誰だれにも言いえない罪つみな仕事ことさ
期待きたいや希望きぼうをつめた匣はこは 密度みつどと湿度しつどが嫌いやに高たかい
どの道みちこの内うち半分はんぶん以上いじょうが 使つかい尽つくされ捨すてられちまう
知しらぬが仏ほとけ、草臥くたびれ儲もうけ
揺ゆれるつり革かわ、悪戯いたずら道化どうけ
掻かき消けすように汽笛きてきが鳴なる
泣ないたって喚わめいたって草臥くたびれた夏なつは
こんな僕ぼくに色いろを咲さかすのだろうか
背負せおいきれない薄弱はくじゃくな言葉ことば
踏ふみ付つけられて気きづくんだろうな
「学まなばないな」
吐はいたって縋すがったって満みたされぬ夏なつは
どんな時ときを無情むじょうに照てらすのだろうか
別べつに開ひらき直なおった訳わけじゃないさ
大人おとなになっただけさ
ガタンゴトンと運はこばれてゆく 窓まど縫ぬう小雨こさめと踏切ふみきりの音おと
二に尺しゃく三さん寸すん五ご部ぶの影かげ縫ぬい 風かざ向むきが変かわることををただ願ねがう
右みぎに倣ならえが生いき残のこる術すべ 別べつに打うたれるほど能力ちからは無ねぇ
掌てのひらの上うえ、転ころがっていたルードウィヒの桃源郷ユートピア
螺子ねじ巻まきの街まち、錆さび付ついた価値かち
出鱈目でたらめな役割やくわり合あってないな
邪魔者じゃまものは誰だれ? 邪魔者じゃまものは誰だれ?
人工にんくの灯ひかりが 眼めに刺ささった
旧式きゅうしきの汽缶ボイラーが臭くさい慣ならされた鼻はなはもっと酷ひどい
白黒ものくろの都市としに夢見ゆめみる愚民ぐみん
終点しゅうてん大だい帝都ていと「東京とうきょう」也なり
泣ないたって喚わめいたって 腐くさりきった夏なつは
どんな毒どくを身体からだに宿やどすのだろうか
伝つたえきれない脆弱ぜいじゃくな言葉ことば
失うしなってから気きづくんだろうな
「莫迦ばからしいな」
吐はいたって縋すがったって繰くり返かえす夏なつは
今後こんごは僕ぼくから何なにを奪うばうのだろうか
別べつに感傷かんしょうに浸ひたっていた訳わけじゃ無ないさ
大人おとなになっただけさ
間違まちがって間違まちがって
ぐるぐるぐるぐる何度なんど目めだろうな
何時いつだって何時いつだって
だれかの迎むかえを待まっていたんだよな
待まっていたんだよな
間違まちがって間違まちがって
とうとう此処ここまで来きてしまったんだ
何時いつだって何時いつだって
あなたの言葉ことばを待まっていんだよな
ずっと待まっていたんだ
今度こんどはうまくやるさ…
異臭いしゅうも大気たいき翻ひるがえし 理解わからないことなら人間ひと頼だのみ
溢あふれかえったこの世よの常つね 数かぞえきれない承認しょうにんの群むれ
両手りょうてに抱かかえたる命いのちの束たば 誰だれにも言いえない罪つみな仕事ことさ
期待きたいや希望きぼうをつめた匣はこは 密度みつどと湿度しつどが嫌いやに高たかい
どの道みちこの内うち半分はんぶん以上いじょうが 使つかい尽つくされ捨すてられちまう
知しらぬが仏ほとけ、草臥くたびれ儲もうけ
揺ゆれるつり革かわ、悪戯いたずら道化どうけ
掻かき消けすように汽笛きてきが鳴なる
泣ないたって喚わめいたって草臥くたびれた夏なつは
こんな僕ぼくに色いろを咲さかすのだろうか
背負せおいきれない薄弱はくじゃくな言葉ことば
踏ふみ付つけられて気きづくんだろうな
「学まなばないな」
吐はいたって縋すがったって満みたされぬ夏なつは
どんな時ときを無情むじょうに照てらすのだろうか
別べつに開ひらき直なおった訳わけじゃないさ
大人おとなになっただけさ
ガタンゴトンと運はこばれてゆく 窓まど縫ぬう小雨こさめと踏切ふみきりの音おと
二に尺しゃく三さん寸すん五ご部ぶの影かげ縫ぬい 風かざ向むきが変かわることををただ願ねがう
右みぎに倣ならえが生いき残のこる術すべ 別べつに打うたれるほど能力ちからは無ねぇ
掌てのひらの上うえ、転ころがっていたルードウィヒの桃源郷ユートピア
螺子ねじ巻まきの街まち、錆さび付ついた価値かち
出鱈目でたらめな役割やくわり合あってないな
邪魔者じゃまものは誰だれ? 邪魔者じゃまものは誰だれ?
人工にんくの灯ひかりが 眼めに刺ささった
旧式きゅうしきの汽缶ボイラーが臭くさい慣ならされた鼻はなはもっと酷ひどい
白黒ものくろの都市としに夢見ゆめみる愚民ぐみん
終点しゅうてん大だい帝都ていと「東京とうきょう」也なり
泣ないたって喚わめいたって 腐くさりきった夏なつは
どんな毒どくを身体からだに宿やどすのだろうか
伝つたえきれない脆弱ぜいじゃくな言葉ことば
失うしなってから気きづくんだろうな
「莫迦ばからしいな」
吐はいたって縋すがったって繰くり返かえす夏なつは
今後こんごは僕ぼくから何なにを奪うばうのだろうか
別べつに感傷かんしょうに浸ひたっていた訳わけじゃ無ないさ
大人おとなになっただけさ
間違まちがって間違まちがって
ぐるぐるぐるぐる何度なんど目めだろうな
何時いつだって何時いつだって
だれかの迎むかえを待まっていたんだよな
待まっていたんだよな
間違まちがって間違まちがって
とうとう此処ここまで来きてしまったんだ
何時いつだって何時いつだって
あなたの言葉ことばを待まっていんだよな
ずっと待まっていたんだ
今度こんどはうまくやるさ…