逃非行 歌詞 Tezu feat. 可不 ふりがな付

どうしようもない荷物にもつが後うしろへ重おもさをかけている
ねえこのまま倒たおれてしまえば楽らくになれるかな
疲つかれた頬ほほをなぞるのは漏もれた感情かんじょうの宿やど
もう少すこしだけここにいようよ空そらが晴はれるまで

熟うれた傷きずが痛いたんだのは引ひっ張ぱり上あげたからだろうか
記憶きおくの底そこに沈しずめられている錆さびた針はりを
鼻歌はなうた交まじりの未来みらいが今日きょうも横よこを掠かすめる
あの雲くもから零こぼれた涙なみだに凭もたれています

1,2 で飛とんで
まだ見みぬ空そらを泳およいで
白昼はくちゅう夢むを抜ぬけ出だして

ただ歩あるいて ただ歩あるいて ただ歩あるいて
ぐしゃぐしゃにしていこう
吹ふきちぎった瘡蓋かさぶたを曝さらけ出だして
甲斐性かいしょうもなくただ歩あるいていこう

まっすぐな道みちだと寂さみしいからふざけよう
朝あさも夜よるも通とおり越こしてずっとこのまま

頭あたまの靄もやが増ふえたのは この先さき不安ふあんだからだろうか
ねえこのまま倒たおれてしまっても意味いみはないよね
仕方しかたないから歩あるこうか 土つちを蹴けり上あげていこう
疲つかれたら地面じめんに寝ねてみてさ空そらでも見みよう

風かぜになって 雨あめになって 風かぜになって
ただ眺ながめていよう
投なげ出だしたって笑わらわれたっていいからもう
逃にげ出だしてただ歩あるいていこう

誰だれにも気きづかれないちっぽけな存在そんざい
心こころを込こめて叫さけんだ

どこまで行いこう
あの地平線ちへいせんは越こえよう
知しらない川かわで足あしでも冷ひやそうよ
綺麗きれいな綺麗きれいな思おもい出で捨すててさ
空からのポケットのままで

ただ歩あるいて ただ歩あるいて ただ歩あるいて
ぐしゃぐしゃにしていこう
吹ふきちぎった心こころに自いきを乗のせて
笑わらいながら歩あるいていこう

まっすぐな道みちだと寂さみしいからふざけよう
朝あさも夜よるも通とおり越こしてずっとこのまま