鵺 歌詞 全てあなたの所以です。 feat. 唄音ウタ ふりがな付

光ひかりを厭いとう紙かみの中なか、
何なにを見みているのですか?
未いまだ来こぬ事務じむ室しつで、
義務ぎむというなのパズルを組くむ。
あなたの既知きちを辿たどっていた、
後あとで引ひき返かえすために。
蠢うごめく自我じがの郷里きょうりとは?
詐欺師あなたとは何者なにものか?
遍あまねく知しる者ものに、
問とうて問とうて問とうて問とい続つづけるのです。
逢瀬おうせを這はえる短たん二に度どは、
歪ゆがめられた鳥とり居いと知しらずに。
光ひかりを厭いとう紙かみの中なか、
何なにを見みているのですか?
既すでに手ての中なかに在あらず、
中途半端ちゅうとはんぱなパズルを見みゆ。
己おのれの無知むちに絶望ぜつぼうした、
あなたの顔かおが見みたくて。
轟とどろく朱あかの本意ほんいとは?
顧慮者わたしは何なにをすべきか?
瑕瑾かきんに託たくせども、
聞きけば「牽強付会けんきょうふかいの説せつに過すぎず」と。
柘榴ざくろに求もとむ長ちょう三さん度ど、
頭蓋ずがいの線せんが繋つながらずとも。
朱あかく塗ぬられた現実げんじつは、
全すべてあなたの所以ゆえんです。
歯向はむかおうとするなれば、
卑いやしき誤謬ごびゅうを抱かかえていて。
唸うなり、悔くやみ、迷まよい星ぼしになり、
天命てんめいを待まつのでしょう。
逢瀬おうせを這はえる短たん二に度どは、
歪ゆがめられた鳥とり居いと知しらずに。
光ひかりを厭いとう紙かみの中なか、
何なにを見みているのですか?
朱あかく塗ぬられた現実げんじつは、
全すべてあなたの所以ゆえんです。