Mum 歌詞 雄之助 feat. v flower ふりがな付

踵きびす返かえし夏なつは溶とけ
手てを引ひく影かげ
畦道あぜみち 日暮ひぐれの道みち
優やさしい笑顔えがおの

夢路ゆめじは遠とおく果はて
遥はるか唄うたの底そこ
水みずに横よこたう手持てもち花火はなびが
今いま沈しずんでった
土つちへと還かえるみたいに

残のこるのなら
記憶きおくだけじゃ嫌いやだと
沙汰さた止やんだ願ねがい事ごと
石いしの下したに

思おもい出だす涙なみだをそっと拭ぬぐい
舐なめた温度おんどは暑あついまま
いくら泣ないても冷さめないままで
咲さいた台詞せりふが
いつまでも浮うかぶよ

神かみの投なげたサイコロ
でたらめでたらめ
信しんじられない
後悔こうかいなど遅おそすぎて
ねえ、今いまでも

刹那せつなの通とおり雨あめ
赤あかに尽つくす空そら
飛とんでいけない千羽せんばの鳥とりが
措おく能あたわずに
さよならを鳴ならし続つづける

草木くさきで擦すりむけるぐらい
傷きずつきやすくても
虫むしに怯おびえて叫さけんでみても
山彦やまびこはもう
声こえを返かえさないね

青葉あおばの先さきへ送おくり出だす
川かわの光ひかり

思おもい出だす涙なみだをそっと拭ぬぐい
舐なめた温度おんどは暑あついまま
いくら泣ないても冷さめないままで
咲さいた台詞せりふが
いつまでも浮うかぶよ

それじゃそれじゃまたね
ここで会あいましょ
いつもの道みちで待まち合あわせ

ああ

それじゃそれじゃまたね
必かならず来くるよ
来年らいねんもまたね

ばいばい