シンクロナイズドローム 歌詞 youまん feat. GUMI ふりがな付

ボーダーレスな響ひびきが興味きょうみを一層いっそう引ひき立たてて
素頓狂すっとんきょうな錯誤さくごで早はやとちり
悩なやんで 拱こまぬいて 独ひとり背比せいくらべ
精査せいさするに及およばぬ団栗どんぐりだ

ただ融和ゆうわと看過かんかで無為むいな日々ひびを拵こしらえて
暗鬱あんうつと共ともに食くい潰つぶす 一人ひとり

何千なんぜん回かいと手てを繋つないで
何万なんまん回かいと手てを切きられて
逸早いちはやく 我先われさきにと
答こたえを求もとめるその陰かげに
心こころの読よめぬ何某なにがしの手招てまねきがちらついて
僕ぼくを惑まどわせる

見境みさかい無なしの喜劇きげきが表皮ひょうひを一切いっさい引ひん剥むいて
突慳貪つっけんどんな態度たいどは空から回まわり
羨うらやんで 事欠ことかいて 独ひとり前まえ倣ならえ
その内うち誰だれも彼かれもが誰何すいかする
繰くり返かえす 一人ひとり

何千なんぜん回かいと手てを砕くだいて
何万なんまん回かいと手放てばなして
労苦ろうくの末すえ 須すべからく
捉とらえて掴つかんだその解かいが
憧あこがれていた彼某かれがしの手垢てあかに塗まみれていて
路頭ろとうに迷まよわせる

何なにを手てに入いれようと
何処どこに辿たどり付つこうと
その先さきも轍わだちが伸のびていて
同おなじ結末けつまつへ運はこばれる

また宥和ゆうわと感化かんかで生いきる術すべを携たずさえて
安寧あんねいの底そこに身みを任まかす
ただ柔和にゅうわと謙虚けんきょで自己じこ主張しゅちょうは弁わきまえて
無愛想ぶあいそうな夢ゆめに甘あまんずる 一人ひとり

何千なんぜん回かいと手てを食くらって
何万なんまん回かいと手てを焼やいて
急せいた者ものは馬鹿ばかを見みる
嫌きらいを眺ながめるそんな日々ひびに
終止符しゅうしふを打うつ為ための教程きょうていは何処どこにある
分わかりやしない

何なん層倍そうばいに手てを汚よごして
何なん通とおりもの手てを使つかって
自分じぶんすら見失みうしない
終しまいには全すべて無なくなった
それでも伸のばすこの手てだけは下おろしたくないんだ
前人未踏ぜんじんみとう 至極しごくの答こたえを掴つかむまでは