よみ:うたひめのうた
歌姫の詩 歌詞
-
lazuli. feat. 鏡音リン,鏡音レン,重音テト
- 2013.8.16 リリース
- 作詞
- らずりP
- 作曲
- らずりP
- 編曲
- らずりP
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歌うたえ歌姫うたひめ
それがお前まえに許ゆるされた事ことだから
歌姫うたひめが思おもうのは
故郷こきょうに残のこる-きょうだい-
昔むかし遠とおい国くにに存在そんざいしてた
歌謡うたうたいの一族いちぞく
儲もうけた子供こどもは二人ふたり
よく似にた双子ふたご
ある日ひ姫ひめが攫さらわれて
片割かたわれ一人ひとり残のこされた
心こころに吹ふく隙間風すきまかぜ
彼女かのじょは傍そばにいない
「忘わすれてしまえ」「思おもい出だすな」と
声こえが聞きこえた
でも僕ぼくにはそんなことなど
出来できはしないから
歌うたを謡うたった
彼女かのじょを忘わすれないため
彼女かのじょとまた出会であうため
思おもいは何時いつまでも
遠とおく長ながき日々ひび
その時ときを待まち続つづける
気きづけば彼女かのじょは其処そこにいた
綺麗きれいなのにいつも悲かなしい顔かお
仕方しかたない だってここは
人攫ひとさらいの大道芸だいどうげい
彼女かのじょの歌うたには心こころに
響ひびく何なにかがあった
けれど彼女かのじょは口くちにする
「私わたしだけじゃ足たりない」
「笑わらって欲ほしい」
きっとあなたの笑顔えがおは素敵すてきだから
だから泣なかないで
私わたしがこの手てで何なんとかしてみせるから
でも座長ざちょうは許ゆるさなかった
彼女かのじょの歌うたを手放てばなすつもりはないと
私わたしはいい
突つき飛とばされても
でもどうか彼女かのじょだけは…
いつもの通とおり歌うたを謡うたう
それが私わたしに許ゆるされた事ことだから
広場ひろばを見渡みわたして
言葉ことばを紡つむごうとした瞬間しゅんかん
見みつけた姿すがた 見間違みまちがうことない
私わたしが会あいたかった人ひと
届とどいて私わたしの歌うた
私わたしに気きづいて
「私わたしはここにいるから」
初はじめて思おもいを込こめて歌うたを形かたちにした
「ずっとずっと会あいたかったよ」
ただその一心いっしんで
歌うたを謡うたった
彼女かのじょの思おもいは
人々ひとびとの心こころの底そこ響ひびいて
そこにいた彼かれにも
それは届とどいたから
そして彼かれは囁ささやく
「もう大丈夫だいじょうぶだよ」「もう大丈夫だいじょうぶ?」
そっと重かさなる声こえ
【本当ほんとうにいるんだね、そこに?】
「さあ、謡うたおう」
「君きみと一緒いっしょに」
「もう一人ひとりじゃないから…」
二人ふたりは出会であった
歌謡うたうたいの双子ふたご
座長ざちょうから逃にげ出だし悪夢あくむも終おわる
もう離はなれないよ
ずっと一緒いっしょだから
この手ては離はなさないから
君きみと共ともに私わたしは生いきていくから
それがお前まえに許ゆるされた事ことだから
歌姫うたひめが思おもうのは
故郷こきょうに残のこる-きょうだい-
昔むかし遠とおい国くにに存在そんざいしてた
歌謡うたうたいの一族いちぞく
儲もうけた子供こどもは二人ふたり
よく似にた双子ふたご
ある日ひ姫ひめが攫さらわれて
片割かたわれ一人ひとり残のこされた
心こころに吹ふく隙間風すきまかぜ
彼女かのじょは傍そばにいない
「忘わすれてしまえ」「思おもい出だすな」と
声こえが聞きこえた
でも僕ぼくにはそんなことなど
出来できはしないから
歌うたを謡うたった
彼女かのじょを忘わすれないため
彼女かのじょとまた出会であうため
思おもいは何時いつまでも
遠とおく長ながき日々ひび
その時ときを待まち続つづける
気きづけば彼女かのじょは其処そこにいた
綺麗きれいなのにいつも悲かなしい顔かお
仕方しかたない だってここは
人攫ひとさらいの大道芸だいどうげい
彼女かのじょの歌うたには心こころに
響ひびく何なにかがあった
けれど彼女かのじょは口くちにする
「私わたしだけじゃ足たりない」
「笑わらって欲ほしい」
きっとあなたの笑顔えがおは素敵すてきだから
だから泣なかないで
私わたしがこの手てで何なんとかしてみせるから
でも座長ざちょうは許ゆるさなかった
彼女かのじょの歌うたを手放てばなすつもりはないと
私わたしはいい
突つき飛とばされても
でもどうか彼女かのじょだけは…
いつもの通とおり歌うたを謡うたう
それが私わたしに許ゆるされた事ことだから
広場ひろばを見渡みわたして
言葉ことばを紡つむごうとした瞬間しゅんかん
見みつけた姿すがた 見間違みまちがうことない
私わたしが会あいたかった人ひと
届とどいて私わたしの歌うた
私わたしに気きづいて
「私わたしはここにいるから」
初はじめて思おもいを込こめて歌うたを形かたちにした
「ずっとずっと会あいたかったよ」
ただその一心いっしんで
歌うたを謡うたった
彼女かのじょの思おもいは
人々ひとびとの心こころの底そこ響ひびいて
そこにいた彼かれにも
それは届とどいたから
そして彼かれは囁ささやく
「もう大丈夫だいじょうぶだよ」「もう大丈夫だいじょうぶ?」
そっと重かさなる声こえ
【本当ほんとうにいるんだね、そこに?】
「さあ、謡うたおう」
「君きみと一緒いっしょに」
「もう一人ひとりじゃないから…」
二人ふたりは出会であった
歌謡うたうたいの双子ふたご
座長ざちょうから逃にげ出だし悪夢あくむも終おわる
もう離はなれないよ
ずっと一緒いっしょだから
この手ては離はなさないから
君きみと共ともに私わたしは生いきていくから