あぶく 歌詞 和田たけあき ふりがな付

あぶくたった煮にえたった
口くちの端はしはもう真まっ赤かっ赤か
あなたはきっと間違まちがった
あたしからしたら大正解だいせいかいだった

ずっとあたしはバグっていた
幸しあわせをずっと拒否きょひっていた
あなたの愛あいにも 「そう」だった
そんな自分じぶんが嫌きらいだった

人並ひとなみに泣ないて笑わらうなんて
する資格しかくないと思おもっていた
盛もり付つけられた感情かんじょうの食たべ残のこしまた腐くさらせた

マンネリ気味ぎみの誕生たんじょう日び
思おもいがけない2発はつのプレゼント
内臓ないぞうがもつれて 意識いしきのお手玉てだま
チカチカの視界しかい 青あおざめた顔かおを眺ながめてた

嫌きらい嫌きらい大だい嫌きらいだ 出来でき損そこないのあたし
壊こわしてくれてありがとう 愛あいしてるよ
痛いたい痛いたいの飛とんでった あぶくたって 消きえてった
だからもう一度いちど 今いますぐもう一度いちど ねぇ殴なぐって
殴なぐってほしい

ずっと君きみは嘘うそついていた
幸しあわせだなんて虚偽きょぎっていた
唇くちびる噛かむ癖くせのせいで
僕ぼくにはもうバレバレだった

なのに離はなれようとはしないで
不安ふあんなそうな目めを見みせつけた
そんなときだけ本心ほんしんを
隠かくさないのが鼻はなについた

やぶれかぶれの心臓しんぞうに
突つき動うごかされ2発はつのプレゼント
骨ほねの軋きしむ音おと あまりに軽かるくて
初はじめて君きみを抱だき締しめたことを思おもい出だしていた

暗くらい暗くらい闇やみの中なか 君きみの本当ほんとうの気持きもち
見みつからなくて 怖こわくて仕方しかたなかった
痛いたい痛いたいの飛とんでった あぶくたって 消きえてったのなら
どうか この過あやまちを ねぇ許ゆるして
許ゆるしてほしい

ねぇどうしたの?拳こぶしを止とめないで
あたしを苦くるしめるあたしに
もっともっともっと制裁せいさいを加くわえてよ
欲ほしいのはただ、内臓ないぞうの振動しんどうと 鼓動こどう・脈動みゃくどう
人間性にんげんせいを否定ひていして這はいつくばって命乞いのちごいがしたい
世界せかい一いちダメになりたい!
ダメになりたい!
ダメになりたい!

暗くらい暗くらい闇やみの中なか もがき続つづけた僕ぼくの
こんなあぶくが 欲ほしかったものならば

怖こわいくらい大好だいすきだった
出来でき損そこないの君きみに
壊こわして初はじめて、初はじめて出会であえたんだ
痛いたい痛いたいの飛とんでった あぶくたって 消きえてった
だからもう一度いちど 今いますぐもう一度いちど ねぇ笑わらって
笑わらってほしい

あぶくたった煮にえたった
口くちの端はしはもう真まっ赤かっ赤か
あなたはきっと間違まちがった
あたしからしたら大正解だいせいかいだった