ずっとその手てを離はなさないでねと微笑わらった
君きみとはぐれた
行いきたいところ地図ちずの上うえにマークして
急きゅうに君きみはだまりこんだ
窓まどに夕日ゆうひが射さす
風かぜに舞まう花はなもなぜか
いつもと違ちがってみえる
迷まよい込こみたくなるような幻想ゆめの世界せかいは
私わたしを誘さそう甘あまい罠わな
現実げんじつ書かき混まぜて万華鏡まんげきょうは回まわる
振ふり返かえったらもう君きみはいない
君きみにも見みえるかなこれは永遠えいえんじゃない
明日あすはいつも儚はかないもの
水面みなもの朧月おぼろづき
約束やくそくしたね 境界せかいが
私わたし達たちを分わかつまで
私わたしは何なにを失なくした?何なにを手てに入いれた?
記憶きおくの名残なごり切せつなく
「ね、どこに行いこう」君きみの声こえまだ響ひびいてる
違ちがう青空あおぞら見上みあげている
春はるの雨あめ 夏なつの雲くも
二人ふたりが見みていた景色けしきはもう
秋あきの原はら 冬ふゆの海うみ 変かわり果はててしまったの
それでもワタシは今いまも、
一人ひとりで生きてたびをしている
ずっとその手てを離はなさないでねと願ねがった
あの日ひの私わたしはもういない
寄より添そえない二に本ほんの木きのように今日きょうも
非力ひりきな枝えだを伸のばし合あう
ずっとそのzuttosono手teをwo離hanaさないでねとsanaideneto微笑waraったtta
君kimiとはぐれたtohagureta
行iきたいところkitaitokoro地図chizuのno上ueにniマmaークkuしてshite
急kyuuにni君kimiはだまりこんだhadamarikonda
窓madoにni夕日yuuhiがga射saすsu
風kazeにni舞maうu花hanaもなぜかmonazeka
いつもとitsumoto違chigaってみえるttemieru
迷mayoいi込koみたくなるようなmitakunaruyouna幻想yumeのno世界sekaiはha
私watashiをwo誘sasoうu甘amaいi罠wana
現実genjitsu書kaきki混maぜてzete万華鏡mangekyouはha回mawaるru
振fuりri返kaeったらもうttaramou君kimiはいないhainai
君kimiにもnimo見miえるかなこれはerukanakoreha永遠eienじゃないjanai
明日asuはいつもhaitsumo儚hakanaいものimono
水面minamoのno朧月oboroduki
約束yakusokuしたねshitane 境界sekaiがga
私watashi達tachiをwo分waかつまでkatsumade
私watashiはha何naniをwo失naくしたkushita?何naniをwo手teにni入iれたreta?
記憶kiokuのno名残nagori切setsuなくnaku
「ねne、どこにdokoni行iこうkou」君kimiのno声koeまだmada響hibiいてるiteru
違chigaうu青空aozora見上miaげているgeteiru
春haruのno雨ame 夏natsuのno雲kumo
二人futariがga見miていたteita景色keshikiはもうhamou
秋akiのno原hara 冬fuyuのno海umi 変kaわりwari果haててしまったのteteshimattano
それでもsoredemoワタシwatashiはha今imaもmo、
一人hitoriでde生きてtabiwoshiteいるiru
ずっとそのzuttosono手teをwo離hanaさないでねとsanaideneto願negaったtta
あのano日hiのno私watashiはもういないhamouinai
寄yoりri添soえないenai二ni本honのno木kiのようにnoyouni今日kyouもmo
非力hirikiなna枝edaをwo伸noばしbashi合aうu