芸術なんて、雑踏です。 歌詞 たくしP feat. 小春六花 ふりがな付

芸術げいじゅつなんて、雑踏ざっとうです。
「数かぞえきれないものだ」なんて
混まざり合あって壊こわれて沈しずんで嘆なげいても
モノに期限きげんはつきものです
数多あまたのアートは簡単かんたんに
「忘わすれ去さられるもの」だなんて
知しってはいたけど
綺麗きれいさっぱり無なくなるのはゴメンだ

檻おりの中なかに張はり付ついて 只々ただただ怖こわがって
知しらぬ顔かおで誤魔化ごまかして
答こたえのないモノをただ求もとめて
届とどかない夢ゆめにしがみついて
「少すこし話はなしを聴きいてよ」って投なげた言葉ことばは

ラジオのノイズのような喧騒けんそう
現在いまに期待きたいして身体からだで縛しばっていた
沈しずみ込こんだ世界せかいで
僕ぼくは何なにを歌うたえばいいのでしょう?
ルールに満みちてる生活せいかつを
丸まるめ込こんだ時代じだいに反逆はんぎゃくを
だから今日きょうも叫さけぶよ
「芸術げいじゅつなんて、雑踏ざっとうです。」

真実しんじつなんて残酷ざんこくで
抱かかえきれないものがあって
数多あまたに咲さいた雑草ざっそうは
そうさ、駆かられてなんぼな世よの中なかでして
だけどどうしても
どうしても どうしても
腑ふに落おちないこんな感情かんじょうに
名前なまえがついたならどんなに楽らくだろうか

身体からだに走はしった妙みょうな衝動しょうどう
無機むき質しつな希望きぼうを頭あたまが縋すがっていた
しゃがみ込こんだ世界せかいで
僕ぼくは何なにも得えられないのでしょう?
ゴールの見みえない人生じんせいを
描えがいたこのレールに逆行ぎゃっこうを
だから今日きょうも叫さけぶよ
「芸術げいじゅつなんて、雑踏ざっとうです。」

僕ぼくの背後はいごに住すむ世界せかいがあって
奥おくの壁かべに後悔こうかいがあって
だけど僕ぼくは「贅沢ぜいたく」と言いって
片足かたあしだけ突つっ込こんで

僕ぼくの背後はいごに住すむ世界せかいがあって
それを僕ぼくは「後悔こうかい」と知しって
ただそれを受うけ入いれなければ
溢あふれてしまうんだ

ラジオのノイズのような喧騒けんそう
現在いまに期待きたいして身体からだで縛しばっていた
沈しずみ込こんだ世界せかいで
僕ぼくは何なにを選えらべばいいのでしょう?
ルールに満みちてる生活せいかつを
丸まるめ込こんだ時代じだいに反逆はんぎゃくを
だから今日きょうも叫さけぶよ
「芸術げいじゅつなんて、雑踏ざっとうです。」

僕ぼくの背後はいごに住すむ世界せかいがあって
奥おくの壁かべに後悔こうかいがあって
だけど僕ぼくは「贅沢ぜいたく」と言いって
片足かたあしだけ突つっ込こんで

僕ぼくの背後はいごに住すむ世界せかいがあって
それを僕ぼくは「後悔こうかい」と知しって
ただそれを受うけ入いれてくとー