タヒネ 歌詞 苑楽あそび feat. v flower ふりがな付

なんて愚おろかな三文さんもん芝居しばいだ
嗤わらえそうなほど善人ぜんにんかぶれだ
「何処どこも喰くえない」?
見みるに堪たえない醜みにくい傷きずを開ひらけばいいのさ。
曰いわく、少女しょうじょの涙なみだは哀かなしみに添そえると美味うまいらしい
そんな誰だれかの言葉ことばを、「嘘うそ」と信しんじて生いきてきたのさ。

そんな顔かおしてどういうつもりだ、
皮かわを剥はがせば貧相ひんそうなツラか?
聴きくに堪たえない嗚咽おえつを漏もらす
頷うなずくだけの家畜かちくに馴ならせば、
曰いわく、噂うわさに違たがわぬ外面そとづらだけの「嘘うそ」の塊かたまりだ
嗤わらえない、酷むごい結末けつまつ
「盲目もうもくなのは僕ぼくらの方ほうだ」

大人おとなになったなら、ずっと、ずっと、
分わかっていた事ことだ。ずっと、ずっと、
きっとまだ気付きづかない振ふりしてる。
大人おとなになれたなら、もっと、ちゃんと
振舞ふるまうべきか?
「次つぎは貴方あなたの番ばんだ」というかの様よう、
こんな食事しょくじを「作法マナー」と言いうんだよ。

虚言きょげん交まじりに称賛しょうさんの言葉ことば
吐はき気けを誘さそう醜悪しゅうあくな姿すがた
時ときに惨みじめに恥はじに塗まみれて
生いき抜ぬく様さまを愚おろかと言いうなら
所詮しょせん頭あたまが冴さえても子供こどもはいまだ愚おろかなままだと
情なさけない、こんな結末けつまつ
這はいにつくばる死骸しがいみてえな
大人おとなになってからずっとずっと騙かたってきたのだろう
ずっとずっとこんな嘘うそで満みたせた振ふりしてさ
涙なみだを呑のんだならもっとちゃんと味あじわうべきさ
後のちの貴方あなたが嘘うそに気付きづくまで こんな世界せかいを綺麗きれいと言いうんだよ

(これが優やさしさであるならば
これを「仕方しかたない」と言いうのならば
今いままでの呵責かしゃくは何なんだったのか
あの言葉ことばは嘘うそだったのか、もう分わからない。
今いまも尚なお痛いたむこの胸むねの傷きずを
これから貴方あなたに刻きざんでしまう。
分わかって下ください。気付きづいて下ください。
愛あいゆえに貴方あなたを、騙だますのです)

大人おとなになったなら、ずっと、ずっと、
分わかっていた事ことだ。ずっと、ずっと、
きっとまだ気付きづかない振ふりしてる。
大人おとなになれたなら、もっと、ちゃんと
振舞ふるまうべきか?
「次つぎは貴方あなたの番ばんだ」というかの様よう、
こんな食事しょくじを「作法マナー」と言いうんだよ。