ラジオから流ながれてた
あの新譜しんぷを聴きいて
"あなた"みたいになりたいと
憧あこがれたんだっけ
一音いちおん一音いちおんにときめいていたのも
ずっと昔むかし わたしがまだ笑わらってた頃ころ
近ちかづけば遠とおざかる理想りそうと
残酷ざんこくな現実げんじつの間はざまで
自分じぶんだけは特別とくべつだと
勘違かんちがいしていたよ
「夢ゆめは絶対ぜったいに叶かなう」だとか
「努力どりょくは報むくわれるはず」だとか
そんな嘘臭うそくさいキレイゴト
聞きき飽あきてしまったな
暗闇くらやみに吸すい込こまれる残響ざんきょう
みんなに聴きいてほしかった詩うた
誰だれか見みつけてよ 認みとめてよ
わたしが此処ここにいたこと
何なにもないありふれた
存在そんざいと気きづかされ
悔くやしくて 悲かなしくて
苦くるしくて つらくて
狂くるいそうになる
惰性だせいが染しみついて無為むいに過すごす日々ひび
残のこされた選択肢せんたくしも時間じかんも無ないのに
妥協だきょうを繰くり返かえして諦あきらめがちになる
少すこしずつ嫌きらいだった大人おとなになってく
一ひとつまた一ひとつと限界げんかいを悟さとり
擦すり減へらしてく心こころの残量ざんりょう
描えがいて破やぶり捨すてた未来みらい図ず
それでも囚とらわれたまま
血反吐ちへどしか吐はけなくなっても
流ながす涙なみだも枯かれ果はてても
過去かこを振ふり返かえる暇ひまもなく
足掻あがくしかできなかった
もしも願ねがいが叶かなうのならば
明日あした死しんだって構かまわない
そんな都合つごうのいい神かみ様さまは
いやしないと知しりつつ
信しんじてもないものに
縋すがっても救すくわれず
虚むなしくて 傷きずついて
たすけて ほしくて
どうすればいいの
情熱じょうねつも 人生じんせいも 魂たましいも 全すべて
この声こえに捧ささげてきたけど
それでも"あなた"になれない
想おもいを吹ふき込こんだこの歌うたを流ながすのも
もうこれで最後さいごにしようか
ああ 滲にじんでく
抱かかえ切きれず溢こぼした希望きぼうが
絶たえ間まなく苛さいなみ続つづけてる
この頭あたまの中なか 取とり憑ついて 消きえない
雑音のいずのように
「夢ゆめは絶対ぜったいに叶かなう」だとか
「努力どりょくは報むくわれるはず」だとか
そんな青臭あおくさいキレイゴト
無邪気むじゃきに信しんじたかった
悔くやしくて 悲かなしくて
苦くるしくて つらくて
虚むなしくて 傷きずついて
たすけて ほしくて
わたしが壊こわれて 壊こわれて
壊こわれて 壊こわれて
わたしを壊こわして 壊こわして
壊こわして 壊こわして
ラジオrajioからkara流nagaれてたreteta
あのano新譜shinpuをwo聴kiいてite
"あなたanata"みたいになりたいとmitaininaritaito
憧akogaれたんだっけretandakke
一音ichion一音ichionにときめいていたのもnitokimeiteitanomo
ずっとzutto昔mukashi わたしがまだwatashigamada笑waraってたtteta頃koro
近chikaづけばdukeba遠tooざかるzakaru理想risouとto
残酷zankokuなna現実genjitsuのno間hazamaでde
自分jibunだけはdakeha特別tokubetsuだとdato
勘違kanchigaいしていたよishiteitayo
「夢yumeはha絶対zettaiにni叶kanaうu」だとかdatoka
「努力doryokuはha報mukuわれるはずwareruhazu」だとかdatoka
そんなsonna嘘臭usokusaいiキレイゴトkireigoto
聞kiきki飽aきてしまったなkiteshimattana
暗闇kurayamiにni吸suいi込koまれるmareru残響zankyou
みんなにminnani聴kiいてほしかったitehoshikatta詩uta
誰dareかka見miつけてよtsuketeyo 認mitoめてよmeteyo
わたしがwatashiga此処kokoにいたことniitakoto
何naniもないありふれたmonaiarifureta
存在sonzaiとto気kiづかされdukasare
悔kuyaしくてshikute 悲kanaしくてshikute
苦kuruしくてshikute つらくてtsurakute
狂kuruいそうになるisouninaru
惰性daseiがga染shiみついてmitsuite無為muiにni過suごすgosu日々hibi
残nokoされたsareta選択肢sentakushiもmo時間jikanもmo無naいのにinoni
妥協dakyouをwo繰kuりri返kaeしてshite諦akiraめがちになるmegachininaru
少sukoしずつshizutsu嫌kiraいだったidatta大人otonaになってくninatteku
一hitoつまたtsumata一hitoつとtsuto限界genkaiをwo悟satoりri
擦suりri減heらしてくrashiteku心kokoroのno残量zanryou
描egaいてite破yabuりri捨suてたteta未来mirai図zu
それでもsoredemo囚toraわれたままwaretamama
血反吐chihedoしかshika吐haけなくなってもkenakunattemo
流nagaすsu涙namidaもmo枯kaれre果haててもtetemo
過去kakoをwo振fuりri返kaeるru暇himaもなくmonaku
足掻agaくしかできなかったkushikadekinakatta
もしもmoshimo願negaいがiga叶kanaうのならばunonaraba
明日ashita死shiんだってndatte構kamaわないwanai
そんなsonna都合tsugouのいいnoii神kami様samaはha
いやしないとiyashinaito知shiりつつritsutsu
信shinじてもないものにjitemonaimononi
縋sugaってもttemo救sukuわれずwarezu
虚munaしくてshikute 傷kizuついてtsuite
たすけてtasukete ほしくてhoshikute
どうすればいいのdousurebaiino
情熱jounetsuもmo 人生jinseiもmo 魂tamashiiもmo 全subeてte
このkono声koeにni捧sasaげてきたけどgetekitakedo
それでもsoredemo"あなたanata"になれないninarenai
想omoいをiwo吹fuきki込koんだこのndakono歌utaをwo流nagaすのもsunomo
もうこれでmoukorede最後saigoにしようかnishiyouka
ああaa 滲nijiんでくndeku
抱kakaえe切kiれずrezu溢koboしたshita希望kibouがga
絶taえe間maなくnaku苛sainaみmi続tsuduけてるketeru
このkono頭atamaのno中naka 取toりri憑tsuいてite 消kiえないenai
雑音noizuのようにnoyouni
「夢yumeはha絶対zettaiにni叶kanaうu」だとかdatoka
「努力doryokuはha報mukuわれるはずwareruhazu」だとかdatoka
そんなsonna青臭aokusaいiキレイゴトkireigoto
無邪気mujakiにni信shinじたかったjitakatta
悔kuyaしくてshikute 悲kanaしくてshikute
苦kuruしくてshikute つらくてtsurakute
虚munaしくてshikute 傷kizuついてtsuite
たすけてtasukete ほしくてhoshikute
わたしがwatashiga壊kowaれてrete 壊kowaれてrete
壊kowaれてrete 壊kowaれてrete
わたしをwatashiwo壊kowaしてshite 壊kowaしてshite
壊kowaしてshite 壊kowaしてshite