ティアードクライシス 歌詞 youまん feat. GUMI ふりがな付

無関心むかんしんを装よそおっている白斑しらふが蔓延はびこる死し界かいの中なか
不信感ふしんかんに目眩めまいがして思おもわず屈かがみ込こんだ側はたで

素そっ気無けなく通とおり過すぎる人ひとの群むれ
のっけから疾とうに統すべる企図きとの上うえ

無む信仰しんこうに与くみしている怡楽しらくに塗まみれた尸し解かいの果はて
予定よてい調和ちょうわを模もしていて其その癖くせ新奇しんきさを欲ほっしている

呆気無あっけなく業ごうに尽すがる使徒しとの故ゆえ
殺気立さっきだつ様ように縋すがる厮し徒との飢うえ

移うつろい微睡まどろみむ抗あらがえない魔法まほうに惑まどわかされ
心こころが歪いびつに変かわり果はててゆくのを其それでも拒こばんでいる

遐齢かれいな言霊ことだまがいとも簡単かんたんに踏ふみ躪にじられるのを見みていた
其それが悲かなしくてぼくは泣ないている

死生観しせいかんすら揺ゆらいでいる自得じとくに感かまけたSOS
稚拙ちせつな儘ままじゃ居いられなくて大人おとなに成なり果はてて仕舞しまっていた

素そっ気無けなく過すぎる群むれの仲なかに入いり
恙無つつがなく僕ぼくの涙なみだは枯かれてゆく

機会きかい、機会きかいを狙ねらったって叶かなわない愛あいに踊おどらされて今いま
期待きたい、期待きたいに染そまっているの 此これじゃ意味いみ無ないや
規き誨かい、規き誨かいを呪のろったって敵かなわない愛撫あいぶに熟こなされていた

『夢ゆめは届とどかないから綺麗きれいなんだ』

下くだらない想おもいが上のぼりきらず閊つっかえて胸むねを抉えぐる
言葉ことばが具つぶさに棘とげを帯おびてゆく中なか 其それでも足掻あがいている

可憐かれんで繊細せんさいな孤独こどくを持もち寄よって紡つむいだ一重ひとえの繋つながりは
徐おもむろに揶揄やゆされ容易よういに断たち切きれた

多才たさいな人々ひとびとが互たがいを往いなし合あって明さやかに僻ひがむのを見みていた
其それが今いまは如何どうなんだ
僕ぼくも当該とうがいだ

周まわりの誰だれしもが得えてして宣のたまった
『世俗せぞくに媚こびる方ほうが巍然ぎぜんだ』ってさ
其それでも抗あらがって僕ぼくは泣ないている