北のたずねびと 歌詞 吉村明紘 ふりがな付

今いまでもひとりで 暮くらしていると
聞きけば気きになる 旅たびの空そら
結むすばれなくても 小樽おたるの夜よるを
忘わすれたことなど なかったよ
霧きりの十字路じゅうじろあの涙なみだ
拭ふいてやりたい この指ゆびで・・・・

二人ふたりで生いきてく 道みちならきっと
他ほかをさがせば あったのに
若わかさのおごり すすきの辺あたり
悔くやんで詫わびても もう遅おそい
風かぜにききたいたずねびと
そして泣ないてる 俺おれがいる・・・・

誰だれより優やさしい お前まえのことを
おとぎばなしに したくない
あてなどないけど 釧路くしろの酒場さかば
たどればよく似にた 細ほそい肩かた
もしも幸しあわせだったなら
少すこし淋さみしい 北きたの旅たび・・・・