しぐれ酒 歌詞 吉村明紘 ふりがな付

暖簾のれんがゆれてる 裏町うらまち通どおり
呼よんでいるよで 逢あいにきた
笑顔えがおふりまく 小ちいさなお店みせ
なぜかさみしい 横顔よこがおに
聞きいていいかい 話はなしてくれよ
ぽつりぽつぽつ しぐれ酒ざけ

忘わすれていたよ 飲のみかけボトル
二人ふたりきりだね 空あけようか
あの日ひあの時とき 昔むかしの話はなし
想おもい浮うかべる グラスには
おまえ泣なかせた 涙なみだのしずく
胸むねにちくちく しぐれ酒ざけ

苦労くろうをしたよね おまえも俺おれも
路地ろじをさまよう 影かげぼうし
まわり道みちした 二人ふたりだけれど
逢あえば昔むかしに またもどる
遅おそい春はるでも 許ゆるしてほしい
心こころじんじん しぐれ酒ざけ