dreamy reality 歌詞 三宅健 ふりがな付

彩いろどりを失なくした花はな
たった一いち輪りん残のこして
香かおりはそのまま
花瓶かびんごと持もち上あげるまで
傷きずが棘とげに触ふれたことすら
忘わすれていた

心こころが閉とじた
扉とびらの前まえで
待まっているのは誰だれ?
見慣みなれた街まちも
いつもの人ひとも
今夜こんやはお別わかれ

right here, right now
I'm just needing you
悲かなしみもない
苦くるしみもない

夢ゆめの中なかへ連つれていって
隠かくした気持きもちを抱かかえたまま
僕ぼくはいまここにいるよ
我われを忘わすれて
君きみの横顔よこがおに強つよく深ふかく
惹ひき込こまれたまま
フロアライトが照てらすラグマット
端はしの方ほうは影かげに呑のまれていく
いますぐに会あいに行いくよ
時ときを忘わすれて
ただ踊おどるステージへ招待しょうたい
君きみに答こたえてみせるよ

他人たにん行儀ぎょうぎでそばにいれば
仮かりに騙だまされても傷きずつかない
わけがない
ルーティンワークばっか
日々ひびの中なかで
自分じぶんが何なにをしたいかさえも
見失みうしなっていた

息いきをひそめた街灯がいとうの下した
待まっている人ひとは誰だれ?
間違まちがいなんてきっとないのよ
今夜こんやを楽たのしめ

問題もんだいは山積やまづみでも
今回こんかいは躊躇ためらわない
動うごきだした時間じかんのスケールから
こぼれ落おちた感情かんじょうをエスコートしたい
本当ほんとうか嘘うその二択にたくじゃなく
いまここにあること全部ぜんぶ
want you to know me better
胸むねに焼やき付つけて

夢ゆめの中なかへ連つれていって
隠かくせない気持きもちを伝つたえたくて
僕ぼくたちはここにいるよ
交かわす言葉ことばが
錆さびた鍵穴かぎあなに刺ささる
ステージはここです
夜よるに溶とけた月つきが綺麗きれい
好すきな曲きょくを僕ぼくに聴きかせてくれ
それはつまり愛あいしてるよ
明あかりを消けして
心こころの暗くらい場所ばしょを
君きみが照てらしてくれ

if I go back to that night
I won't hold me back
hope I make up your mind

ステージはここです