よみ:じんぼうちょうあいか
神保町哀歌 歌詞
-
邪神ちゃん(鈴木愛奈)
- 2020.6.15 リリース
- 作曲
- 栗原悠希
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あの日ひあなたと行いった本屋ほんや
いつしかコンビニになっていた
待まちぼうけくらったカレー屋や
今いまでもジャガイモついていた
あなたは本ほんの虫むしで
私わたしはあなたのヒモ
四畳半よじょうはんのふたりの部屋へやは
本ほんで埋うめ尽つくされていて
あなたは幸しあわせそうだったけど
私わたしは床ゆかが抜ぬける心配しんぱいばかり
ああ、神保町じんぼうちょう、ふたりがいた青春せいしゅん
ああ、神保町じんぼうちょう、セピア色いろの青あおい日々ひび
北きたを向むいてる本屋ほんやさん
ふたりの部屋へやの窓まどひび割われ
やっぱり北向きたむきで吹雪ふぶきに
覆おおわれ白しろく凍こおりついていた
ストーブ、赤あかく灯ともり
アパート、音おとが消きえて
四畳半よじょうはんのかまくらの中なか
北枕きたまくらを気きにしないで
眠ねむるあなたを朝あさまで見みつめ
幸しあわせな夢ゆめ、思おもい描えがき続つづけた
ああ、神保町じんぼうちょう、ふたりの春はるは遠とおく
ああ、神保町じんぼうちょう、セピア色いろの白しろい窓まど
あなた結むすんでくれた髪かみ
寝ねる時ときほどきたくなかったの
長ながい髪かみ夏なつは暑あつくて
うなじに汗あせが玉たまと光ひかる
短みじかくすればいいよ
あなたはそういったわね
四畳半よじょうはんはサウナだったけど
音おとだけの打うち上あげ花火はなびに
優やさしく私わたしの髪かみを撫なぜた
あなたの手てで指ゆびで結むすんでほしくて
ああ、神保町じんぼうちょう、私わたし、切きらなかったの
ああ、神保町じんぼうちょう、
セピア色いろの東風あいのかぜ
仕事しごとしたくはなかったけど
たくさん欲ほしかったのお金かねが
そしたらあなたといられた?
ずっとずっと
寄より添そっていられたの?
想像そうぞうしていなかった
夢ゆめにも思おもってなかった
四畳半よじょうはんのいごこちのよさ
いつもくっついていられるって
あなたの時間じかんをお金かねで買かって
この部屋へやであなたといたかった
ああ、神保町じんぼうちょう、
百合ゆり咲さき香かおるエデン
ああ、神保町じんぼうちょう、
セピア色いろの花はなの園その
とてもあなたが憎にくらしい
私わたしの人生じんせいを盗ぬすんだ
とても憎にくらしいあなたと
出会であいがなければよかったの
別わかれが来くるはずなく
涙なみだも枯かれたりせず
四畳半よじょうはんは更地さらちにかえり
とても憎にくらしいよあなた
もしもあなたまた出会であえるなら
私わたし、悪魔あくまにだって魂たましい売うるわ
ああ、神保町じんぼうちょう、
刻ときがふたりを別わかつ
ああ、神保町じんぼうちょう、
セピア色いろの枯かれ葉は舞まう
のぼるこの坂さか九段下くだんした
赤色あかいろ風船ふうせん口くちにして
ふたりの思おもい出で吹ふき込こみ
飛とばすわ、いっぱいに膨ふくらませ
輝かがやけ遙はるか彼方かなた
見知みしらぬ遠とおい宇宙そらへ
あの本ほんの町まちの四畳半よじょうはん
幸しあわせ芽吹めぶきますように
まぶたに浮うかぶあなたの背中せなか
私わたし、涙なみだをこらえそっと蹴けった
ああ、神保町じんぼうちょう、哀歌あいかは愛あいのことね
ああ、神保町じんぼうちょう、セピア色いろの愛あいの歌うた
あの日ひあなたといった本屋ほんや
いつしかコンビニになっていた
待まちぼうけくらったカレー屋や
今いまでもジャガイモついていた……
ああ、神保町じんぼうちょう、ふたりがいた青春せいしゅん
ああ、神保町じんぼうちょう、セピア色いろの青あおい日々ひび
いつしかコンビニになっていた
待まちぼうけくらったカレー屋や
今いまでもジャガイモついていた
あなたは本ほんの虫むしで
私わたしはあなたのヒモ
四畳半よじょうはんのふたりの部屋へやは
本ほんで埋うめ尽つくされていて
あなたは幸しあわせそうだったけど
私わたしは床ゆかが抜ぬける心配しんぱいばかり
ああ、神保町じんぼうちょう、ふたりがいた青春せいしゅん
ああ、神保町じんぼうちょう、セピア色いろの青あおい日々ひび
北きたを向むいてる本屋ほんやさん
ふたりの部屋へやの窓まどひび割われ
やっぱり北向きたむきで吹雪ふぶきに
覆おおわれ白しろく凍こおりついていた
ストーブ、赤あかく灯ともり
アパート、音おとが消きえて
四畳半よじょうはんのかまくらの中なか
北枕きたまくらを気きにしないで
眠ねむるあなたを朝あさまで見みつめ
幸しあわせな夢ゆめ、思おもい描えがき続つづけた
ああ、神保町じんぼうちょう、ふたりの春はるは遠とおく
ああ、神保町じんぼうちょう、セピア色いろの白しろい窓まど
あなた結むすんでくれた髪かみ
寝ねる時ときほどきたくなかったの
長ながい髪かみ夏なつは暑あつくて
うなじに汗あせが玉たまと光ひかる
短みじかくすればいいよ
あなたはそういったわね
四畳半よじょうはんはサウナだったけど
音おとだけの打うち上あげ花火はなびに
優やさしく私わたしの髪かみを撫なぜた
あなたの手てで指ゆびで結むすんでほしくて
ああ、神保町じんぼうちょう、私わたし、切きらなかったの
ああ、神保町じんぼうちょう、
セピア色いろの東風あいのかぜ
仕事しごとしたくはなかったけど
たくさん欲ほしかったのお金かねが
そしたらあなたといられた?
ずっとずっと
寄より添そっていられたの?
想像そうぞうしていなかった
夢ゆめにも思おもってなかった
四畳半よじょうはんのいごこちのよさ
いつもくっついていられるって
あなたの時間じかんをお金かねで買かって
この部屋へやであなたといたかった
ああ、神保町じんぼうちょう、
百合ゆり咲さき香かおるエデン
ああ、神保町じんぼうちょう、
セピア色いろの花はなの園その
とてもあなたが憎にくらしい
私わたしの人生じんせいを盗ぬすんだ
とても憎にくらしいあなたと
出会であいがなければよかったの
別わかれが来くるはずなく
涙なみだも枯かれたりせず
四畳半よじょうはんは更地さらちにかえり
とても憎にくらしいよあなた
もしもあなたまた出会であえるなら
私わたし、悪魔あくまにだって魂たましい売うるわ
ああ、神保町じんぼうちょう、
刻ときがふたりを別わかつ
ああ、神保町じんぼうちょう、
セピア色いろの枯かれ葉は舞まう
のぼるこの坂さか九段下くだんした
赤色あかいろ風船ふうせん口くちにして
ふたりの思おもい出で吹ふき込こみ
飛とばすわ、いっぱいに膨ふくらませ
輝かがやけ遙はるか彼方かなた
見知みしらぬ遠とおい宇宙そらへ
あの本ほんの町まちの四畳半よじょうはん
幸しあわせ芽吹めぶきますように
まぶたに浮うかぶあなたの背中せなか
私わたし、涙なみだをこらえそっと蹴けった
ああ、神保町じんぼうちょう、哀歌あいかは愛あいのことね
ああ、神保町じんぼうちょう、セピア色いろの愛あいの歌うた
あの日ひあなたといった本屋ほんや
いつしかコンビニになっていた
待まちぼうけくらったカレー屋や
今いまでもジャガイモついていた……
ああ、神保町じんぼうちょう、ふたりがいた青春せいしゅん
ああ、神保町じんぼうちょう、セピア色いろの青あおい日々ひび