白色 歌詞 なつめ千秋 feat. 可不 ふりがな付

午前ごぜん二に時じ 毒入どくいりの空そらを飲のむ
桃色ももいろの傷口きずぐちに見惚みとれてた

若わかさに付つけ込こむ醜みにくいコラージュを塗ぬり潰つぶして
ただ僕ぼくを救すくい出だしてあげたい

さよなら 今更いまさら 優やさしくなれない
手てが触ふれたら滲にじんでしまう
また何色なにいろにも染そまれないようだわ
罰ばつを強請ねだれば許ゆるしてくれるの?

午前ごぜん四時よじ 呼吸こきゅうすら覚束おぼつかず
灰はいの眼めは徒いたずらに朝あさを知しる

耳みみ奥おくが疼うずく白痴はくちなフレーズを塗ぬり潰つぶして
ただ君きみを救すくい出だしてあげたい

さよなら 尚更なおさら 正ただしくなれない
目めを合あわせばくすんでしまう
まだ何色なにいろにも染そまっていけそうだわ
誰だれを妬ねためば堕おとしてくれるの?

好すき嫌きらいくらいしなくちゃ
雨音あまおとに苛さいなまれても
曖昧あいまいなままで生いきてゆく彩度さいどに
頷うなずけるほど子供こどもにはなれない

潔いさぎよくなれない 潔いさぎよくなれない
誰だれよりも白しろくなりたいのに…

大人おとなにもなれない