ねむりも 歌詞 電ǂ鯨 feat. 可不 ふりがな付

サーカス団だんは また
次つぎのうたを覚おぼえて 退屈たいくつな街まちへ
僕ぼくらの空そらを壊こわしてしまった。
ねぇ 怖こわい思おもいも 今度こんどでこころも
最後さいごならいいのに、と
願ねがうけど

ずっとでたらめに
やみを渡わたっていく 小ちいさいあの子こも
お家うちになんて 帰かえれないの
遠とおくなった街まちで 仕方しかたもなしに
笑わらうのを 覚おぼえるよ。

みんな
息いきの詰つまった花はなになって
終おわるために繰くり返かえす
なのにまた
飽あきるの知しらない運命うんめいに
繁華街はんかがいに連つれ去さられていく

ね、ね、 聞きーて!
僕ぼくらを乗のっけた
車輪しゃりんの からから 回まわる音おと
サーカス ナイト 行いきの棺ひつぎは
まるで 歌うたう みたいに・・・

ねぇ、もう 僕ぼくら
どこにもない
居場所いばしょに 行いく 道みちすがら なんだよ
散々さんざん だった
だから 笑わらうの また上手うまくなったよ。

新あたらしいうたが 新あたらしいおまじないが
流行はやりだすのは
静寂しじまがきっと怖こわいからだ。
喧騒けんそうも全すべて はりぼて仕立じたて
がやがやの控室ひかえしつ

あーあ、
ばけものどもはねむりもせず
飽あきもせず欲ほしがるんだ
今日きょうもまた
応こたえる みたいに 緞帳どんちょうが
繁華街はんかがいの やみに ひらいた

・・・

ね、ねぇ、から回まわっていく
うたうたびにポロポロこぼれていく
サーカスナイト
月つきのひかりは跳はねるからだと踊おどった

ね、ね、よるまわっていく
過剰かじょうな光ひかりがまぶたに落おちて
ほら ちらついたおめめ見みせてよ
困こまったように 笑わらってよ。

サーカスナイトは 続つづいていく
歓声かんせい ラブコール
焼やけついたからだで
何千なんぜん回かいでも 続つづいていく
ねむりも あさいままで

ねぇ!解体かいたいしてよ 僕ぼくのこと
みかんや 何なにかを 剥むく みたいにさ
膿うみの詰つまった脳のうをひらいて
1.2.3!
で 消けしてよ。

だけど よるまわって いく
あんまりに きらきらすぎる 世界せかい
「でも欲張よくばって、また笑わらってよ。」って
運命きみがうたう みたいに・・・

あぁ、も～
僕ぼくは やめられない
逃にげ られない
終おわる こと なんてない
サーカスナイト
だから 笑わらって おめめを擦こすった。

ねむりも あさいままで

サーカスナイトは 続つづいていく
歓声かんせい アンコール そして次つぎの街まちへ
何万回なんまいかいでも続つづいていく
ねむりもあさいままで