東京浪漫女子謳歌蘭街六九七番地ノ恋 歌詞 SLAVE.V-V-R feat. 心華 ふりがな付

やがて夢ゆめ 現うつつと成なるは
ゐつの日ひなるやと君きみは言いふ
ゆふぐれの雨あめ 冷つめたけれど
君きみの声こえは暖あたたかき

くれなゐの唇くちびるが歌うたふ
其そはひとゑに春はるのやう
君きみの待まてる日ひはゐつなりとて
恋こいのにほひに溢あふれたり

さうざうしさのあまり
咲さきし朱しゅ金きんの花はな
飾かざらぬ心地ここちで
ゐま ゐま 乞こうは蘭らんの街まち

ああ恋こいは皐月雨さみだれ 呼よびて
花はなを濡ぬらしけり
夢ゆめの泉いずみに雨あめは降ふりて
君きみを咲さかす

蝶ちょうのらうたき羽はねにしほたるる
雨水あまみずを掬すくひ取とりき
せちに思おもふ 君きみがゐつの日ひか
我われを置おきゆくかもしれぬと

かしがましさのあまり
隠かくれし鈴すずの音ねが
鳴なり止やまぬ内うちに
ゐま ゐま 乞こうは蘭らんの街まち

ああ恋こいは皐月雨さみだれのやうに
泪なみだ 流ながるるなり
夢ゆめの吐息といきを知しりし
蝶ちょうが雨あめを避よけき

とこしへに君きみを思おもヘリ
この恋こいの枯かるるはなし

君きみは皐月雨さみだれ 見みたり
我われは君きみを見みたり
雨あめが上あがりし頃ころに
東京とうきょうに君きみは在あらず

恋こいは皐月雨さみだれ呼よびて
花はなを濡ぬらしけり
夢ゆめの泉いずみに雨あめは降ふりて
君きみを咲さかす

恋こいは皐月雨さみだれ呼よびて
眼まなこ 濡ぬらしけり

ああどうかお元気げんきで