スノウネオン 歌詞 Noz. feat. 鏡音リン,鏡音レン ふりがな付

白しろい薫風くんぷうを身みに纏まとって
走はしる木々きぎを電車でんしゃの中なか覗のぞいた
この両手りょうてじゃ触さわれない物ものが多おお過すぎるから

温あたためてた黒くろいコートも
冬ふゆに染そまって色いろが落おちていくようだ
この景色けしきもいつしか見慣みなれるのだろう

ずっと消きえない痛いたみを
溶とかしてくれたのは
どうしようもないほど
眩まぶしく写うつって焼やけ付つく出逢であいだ

クリスマスソングが流ながれる夜よるに
貴女あなたに会あって恋こいをして今いま
悪戯いたずらに辺あたりは輝かがやいて
ヒラヒラと雪ゆきは舞まうばかり

頭あたまに乗のった雪ゆきを払はらって
困こまった顔かおで何なにか呟つぶやいている
様ような気きがしたの
ほら、冬ふゆが溶とけてゆく

移うつろいゆく季節きせつを越こえて
揺ゆれる木々きぎを人混ひとごみの中なか覗のぞいた
この両手りょうてで確たしかめられることもあるから

目めに映うつったネオンサインも
全すべて繋つなげばそっと解とけていくようだ
その灯あかりをどれだけ失なくしたのだろう

曇くもって見みえない未来みらいを
照てらしてくれたその声こえは
気付きづけやしないほど
刹那せつなに響ひびいた稲妻いなずまみたいだ

クリスマスソングが流ながれる夜よるに
貴女あなたに会あって恋こいをして今いま
悪戯いたずらに辺あたりは輝かがやいて
ヒラヒラと雪ゆきは舞まうばかり

肩かたに積つもった雪ゆきが溶とけて
濡ぬれた瞳ひとみで空そらを見上みあげている
様ようなフリをした
まだ、雪ゆきが残のこってる

粉雪こなゆきみたいに貴方あなたの美うつくしさに寄より添そいたい
弾はじけた想おもいが夜空よぞらに光ひかって

クリスマスソングが流ながれる夜よるに
貴女あなたに会あって恋こいをして今いま
悪戯いたずらに辺あたりは輝かがやいて
ヒラヒラと雪ゆきは舞まうばかり

冷つめたくなった手てに吹ふきかけた
白しろい息いきが冬ふゆの始はじまり告つげた
様ような気きがしたの
ほら、雪ゆきが溶とけてゆく