暁 歌詞 山下大輝 ふりがな付

暁あかつきの空そらに僕ぼくはまた夢ゆめを見みる

歳としとるたびやれることも増ふえて
その分ぶん、限界げんかいもなんとなく知しって
大人おとななんだから。を理由りゆうに
また一ひとつ期待きたいを捨すてた

願ねがいを込こめるより嫌味いやみを込こめ
人ひとを信しんじることもなんか疲つかれ
自分じぶんの膝ひざの抱かかえ方かたも
気きがつけば忘わすれかけてた

このままでいるのか?
どうしたらいいのか?
眠ねむれぬ夜よる"答こたえ"は寝息ねいきをたててた

暁あかつきの空そらに僕ぼくはまた夢ゆめを見みる
幼おさなきころ描えがいた希望きぼうと今日きょうは
何なにが違ちがうのかな
壊こわさないように握にぎってたコンパスの
針はりはまだ不安ふあんそうに回まわってる

ネクタイを緩ゆるめる帰かえり道みち
だけど喉のどの詰つまりは取とれなくて
吐はき出だすように呟つぶやいた
「本当ほんとうは変かわりたいんだ」

これで良いいんだ。じゃない
これが良いいんだ。って誇ほこれるもの
いつから隠かくしてしまってたんだろう
このままでいるのか?
どうしたらいいのか?
もうとっくに"答こたえ"を知しっているくせに

まだ見みたい未来けしきがたくさんあるよ

暁あかつきの空そらに僕ぼくはまた夢ゆめを見みる
幼おさない頃ころ描えがいた希望きぼうは今日きょうだ
遅おそくはないよ ほら
壊こわさないように握にぎってたコンパスの
針はりは今いま嬉うれしそうに指さし示しめす
はじまりの道みちを