よみ:うすれる
薄れる 歌詞
-
rinri feat. 裏命
- 2023.3.19 リリース
- 作詞
- rinri
- 作曲
- rinri
- 編曲
- rinri
友情
感動
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緩ゆるやかな速度そくどで目ま蓋ぶたを開ひらく世界せかい。
僕ぼくは姿すがたを濁にごすような朝靄あさもやを待まってるだけで、
何処どこへだって行いけやしなくて、
立たち止どまっていた。
思おもい出だせないことばかりが増ふえてしまった。
僕ぼくが上手じょうずに笑わらえないこと、
君きみはとっくに気付きづいていても、
今日きょうの晩御飯ばんごはん、何なんだろうとか
下手へたな演技えんぎで知しらない顔かおしてる。
怖こわいのは、ただ生いきること。
日々ひびの差異さいにさえ気付きづけないこと。
過去かこを大事だいじに抱かかえ込こんでも、零こぼれてく。
静しずかなところへ
僕ぼくを連つれ出だして欲ほしかっただけさ。
ねえ、この街まちを抜ぬけ出だせば
なんでも奇麗きれいに見みえるんだろうね。
忘わすれても、無なくしても、
何度なんども拾ひろい上あげてきたものに
名前なまえをつけて、
君きみだけは大事だいじにして欲ほしい。
それだけで良いいから。
覚おぼえてるのは小指こゆびの温ぬくもりだけ。
変かわらないもの、数かぞえて教おしえてよ。
掴つかめないものから
離はなれてくばかりで、寂さみしくて。
仮かりに僕ぼくが君きみの顔かおも忘わすれてしまって、
かけてくれた言葉ことばさえ思おもい出だせないとして、
君きみはいつも通どおり僕ぼくを笑顔えがおで迎むかえて、
その優やさしさにすら僕ぼくはきっと気付きづけない。
空からっぽな体からだが誰だれのものか
もうわからない、ただ心こころは痛いたいまま。
だからもう良いいよ、情なさけないけど、
僕ぼくは弱よわさも抱だきしめてる。
静しずかなところへ
僕ぼくを連つれ出だして欲ほしかっただけさ。
ねえ、この街まちを抜ぬけ出だせば
なんでも奇麗きれいに見みえるんだろうね。
忘わすれても、無なくしても、
何度なんども拾ひろい上あげてきたものに
名前なまえをつけて、
君きみだけは大事だいじにして欲ほしい。
それだけで良いいから。
「曖昧あいまいな輪郭りんかくをなぞれば、
吐はいた息いきを指ゆびで崩くずせば、
僕ぼくだっておんなじことしてる。」
そう言いってくれたんだ。
ずっと失うしなった分ぶんだけ与あたえ合あおう。
触ふれ合あった温度おんどが伝つたうまで。
いつだって苦くるしくて、だけど、
大丈夫だいじょうぶ、僕ぼくらは一人ひとりじゃない。
僕ぼくは姿すがたを濁にごすような朝靄あさもやを待まってるだけで、
何処どこへだって行いけやしなくて、
立たち止どまっていた。
思おもい出だせないことばかりが増ふえてしまった。
僕ぼくが上手じょうずに笑わらえないこと、
君きみはとっくに気付きづいていても、
今日きょうの晩御飯ばんごはん、何なんだろうとか
下手へたな演技えんぎで知しらない顔かおしてる。
怖こわいのは、ただ生いきること。
日々ひびの差異さいにさえ気付きづけないこと。
過去かこを大事だいじに抱かかえ込こんでも、零こぼれてく。
静しずかなところへ
僕ぼくを連つれ出だして欲ほしかっただけさ。
ねえ、この街まちを抜ぬけ出だせば
なんでも奇麗きれいに見みえるんだろうね。
忘わすれても、無なくしても、
何度なんども拾ひろい上あげてきたものに
名前なまえをつけて、
君きみだけは大事だいじにして欲ほしい。
それだけで良いいから。
覚おぼえてるのは小指こゆびの温ぬくもりだけ。
変かわらないもの、数かぞえて教おしえてよ。
掴つかめないものから
離はなれてくばかりで、寂さみしくて。
仮かりに僕ぼくが君きみの顔かおも忘わすれてしまって、
かけてくれた言葉ことばさえ思おもい出だせないとして、
君きみはいつも通どおり僕ぼくを笑顔えがおで迎むかえて、
その優やさしさにすら僕ぼくはきっと気付きづけない。
空からっぽな体からだが誰だれのものか
もうわからない、ただ心こころは痛いたいまま。
だからもう良いいよ、情なさけないけど、
僕ぼくは弱よわさも抱だきしめてる。
静しずかなところへ
僕ぼくを連つれ出だして欲ほしかっただけさ。
ねえ、この街まちを抜ぬけ出だせば
なんでも奇麗きれいに見みえるんだろうね。
忘わすれても、無なくしても、
何度なんども拾ひろい上あげてきたものに
名前なまえをつけて、
君きみだけは大事だいじにして欲ほしい。
それだけで良いいから。
「曖昧あいまいな輪郭りんかくをなぞれば、
吐はいた息いきを指ゆびで崩くずせば、
僕ぼくだっておんなじことしてる。」
そう言いってくれたんだ。
ずっと失うしなった分ぶんだけ与あたえ合あおう。
触ふれ合あった温度おんどが伝つたうまで。
いつだって苦くるしくて、だけど、
大丈夫だいじょうぶ、僕ぼくらは一人ひとりじゃない。