人狼 歌詞 堀川りょう ふりがな付

過すぎ去さる時ときの中なか 哀かなしみさえ失なくし
佇たたずむ暗くらい部屋へや 赤あかい血ち流ながれ落おちた

もう戻もどれない現実げんじつから 逃避とうひすら出来できず進すすむ我わが身み

ほらこの手てにまだ残のこった生温なまあたたかい血ち 拭ぬぐいきれず諦あきらめ狂くるえ
だからこの手てで奪うばうだけの命いのちの駆かけ引ひきを
感触かんしょく潰つぶして熟こなせ生いきろ

眼めを見みて騙だまし合あい 薄うすら笑わらい浮うかべ
心こころが閉とざされた 乾かわいた声こえが絡からむ

明日あしたには元もとの世界せかい 取とり戻もどせるなら今いまは進すすむ

ほらこの声こえ君きみの為ためと囁ささやき出だしたら ボヤけてくる恐怖きょうふに狂くるえ
だからこの声こえ吐はき出だしても生いきる可能性かのうせいに
掛かける苦くるしみに叫さけべ

青空あおぞら 懐なつかしさに感かんじても終おわらない現実げんじつ受うけ止とめ
欺あざむけ 欺あざむけ 頭あたまを研とぎ澄すませていろ

ほらこの手てにまだ残のこった生温なまあたたかい血ち 拭ぬぐいきれず諦あきらめ狂くるえ
だからこの手てで奪うばうだけの命いのちの駆かけ引ひきを
感触かんしょく潰つぶして熟こなせ 感情かんじょう持もたずに笑わらえ生いきろ