ココロガワリ 歌詞 ユトレヒト ふりがな付

あのねの話はなし もしもの話はなし
ひとつも忘わすれられないまま
今日きょうは僕ぼくらの最後さいごの話はなし
さよならまたねの先さきのこと

目めを見みて相子あいこ 右みぎ向むけ迷子まいご
心こころはここに帰かえれないの?
ナイショは嘘うその次つぎでいいから
僕ぼくの知しらないようにして

きっとふたりにぴったりの空そらは
あの窓まどにも その雲くもの隙間すきまにも カメラの中なかも
見みつからないな ってわかっていたって
手てを振ふりほどいたら 涙なみだ

君きみとの物語ものがたりは 君きみのココロガワリで終おわり
きっと続つづきのない 数すうページでさよなら

はじめてのこと覚おぼえていますか
僕ぼくにはどれも多おおすぎて
酸すいも甘あまいも 消きえたが最後さいご
呪のろいになる この不思議ふしぎさ

気配きくばり 欲張よくばり どちらが正解せいかい?
本音ほんねと建前たてまえはあっちこっち
心こころはもう言葉ことばにならない

そうとわかってしまっても泣ないた
嫌きらいになれたならよかった

夏なつに冷つめたい風かぜ
途切とぎれない蝉せみの音おと
それから君きみに触ふれた夜よる
気きのせいだよ さよなら

あの日ひ 僕ぼくのことを知しりたいと
赤あからめる頬ほほで袖そで引ひく君きみは
気きのせいにして 夏なつのせいにしたいんだもう

いない

もういない もういない
もういない いないんだな

君きみとの物語ものがたりは 君きみのココロガワリで終おわり
きっと続つづきのない 数すうページでさよなら

またいつか