そらね 歌詞 Muu feat. えるの ふりがな付

随分ずいぶん長ながいこと君きみの涙なみだを見みてないな
曇くもる表情ひょうじょうすら隠かくすみたいに
今いままでどれだけ君きみの嘘うそに救すくわれていた?
笑わらう横顔よこがおから気きづけなかった

空音そらねを吐はく
君きみの周まわりは
春色はるいろに染そまり優やさしく温ぬくい
だけどそれは君きみの傷口きずぐち広ひろげるだけ

僕ぼくにも背負せおわせてほしい 君きみの痛いたみを
夜よるが止やむまでその手てを離はなさないから
朝あさが降ふり出だす未来みらいも 君きみの隣となりで
あの日ひの嘘うそが笑わらえるように

何なんでもわかってた 遠とおい過去かこみたいに霞かすんで
祈いのる表情ひょうじょうすら汲くみ取とれないな
今いままでどれだけ僕ぼくのせいで傷きずつけていた?
触ふれずにいたのはそれぞれが弱よわいから

空音そらねを吐はく
君きみの瞳ひとみは
灰色はいいろに染そまり哀かなしく冷ひえて
だけどそれは僕ぼくの心こころも同おなじくらいに

僕ぼくには隠かくさないでほしい 君きみの心こころを
酷ひどく爛ただれていようが離はなれないから
月つきが照てらした闇夜やみよも ふたりきりなら
あの日ひの嘘うそも触さわれるのかな

星ほしが咲さいた夜よるはきっと寄より添そい合あえる
くだらないすれ違ちがいさえも愛あいせるくらい
いつまでも続つづくように魔法まほうをかけて
眠ねむりにつく僕ぼくらは幸しあわせだ

僕ぼくにも背負せおわせてほしい 君きみの痛いたみを
いつか声こえが枯かれる日ひも手てを取とり合あって
明日あすもその先さきもずっと 君きみの隣となりで
あの日ひの嘘うそが笑わらえるように

あの日ひの嘘うそが嘘うそになるように